MAX5974E

• IEEE 802.3af/at準拠PDインタフェース回路
• 起動時の入力電圧範囲：-39V～-57V
• 91%の効率(VIN = +48Vの場合)
• 非絶縁型+3.3Vで1.8A出力
• PD検出および設定可能な分類シグネチャ
• 2イベント分類およびACアダプタ検出出力
• 突入電流制限：180mA (max)
• UVLO内蔵：-38.6V
• エンドスパンおよびミッドスパンイーサネットシステムを評価
• ACアダプタインタフェースを簡素化
• 実証済みPCBレイアウト
• 完全実装および試験済み

MAX5974Eの評価キット(EVキット)は、Power over Ethernet (PoE)受電機器(PD)アプリケーション用のスペクトラム拡散、電流モードPWMコントローラのMAX5974Eを備えた完全実装および試験済み表面実装型回路基板です。このEVキットの回路は、IP電話、ワイヤレスアクセスノード、およびセキュリティカメラなどのPD用にイーサネットネットワークポートからのDC電源を必要とするPower over LAN (PoLAN)アプリケーションで使用される非絶縁型の小型で低コストの設計です。

このEVキットは、ICを使用する200kHzスイッチング周波数フライバックDC-DCコンバータによるクラス2 PDを特徴としています。この回路は、同期整流器を使用して最大91%の高効率を達成します。表面実装型トランスは、+3.3Vに構成され、最大1.8Aの負荷電流を供給する出力にエネルギー蓄積を提供します。

このEVキットには、IEEE® 802.3af/at準拠のPDインタフェースコントローラICのMAX5969Bが内蔵されており、PD検出シグネチャ、PD分類シグネチャ、突入電流制御、低電圧ロックアウト(UVLO)、およびPDがオンにされた後の電流制限を提供します。

このEVキットの回路は、IEEE 802.3af/at準拠の給電機器(PSE)からの電力を受け取ります。PSEは、ツイストペアのイーサネットネットワークケーブル上で必要な-39V～-57VのDC電力をこのEVキットのRJ45 MagJack®に供給します。このEVキットは、1 x 1Gb RJ45 MagJack、およびエンドスパンまたはミッドスパンイーサネットシステムによって供給されるDC電力を分離するための2つのフルブリッジダイオードブリッジを備えています。

このEVキットの回路は、WAD_INとWAD_GND PCBパッド間に+39V～+57VのACアダプタ電源を印加することで給電することもできます。検出されたACアダプタ電源は、常にPSE電源よりも優先されるため、このEVキットに給電することができます。

警告：このEVキットは高電圧で動作するように設計されています。このEVキットとこれに接続される機器には危険電圧が存在します。このEVキットに電源投入するか、またはこれに接続されるソースに電源供給を行うユーザーは、高電圧電気機器の取扱いに適した安全手順に注意して従う必要があります。

重大な障害状態や故障状態の場合は、このEVキットは大量の電力を消費する場合があります。その結果、構成部品または構成部品の破片が高速で飛び散る恐れがあります。人体への傷害のおそれを回避するため、このキットを注意して取り扱ってください。

アプリケーション

• ハイパワーPD (802.3af/at規格以上)
• IP電話
• PoE IEEE^® 802.3af/at受電機器
• セキュリティカメラ
• 無線アクセスノード

• IEEE 802.3bt-compliant Class 6 PD
• Port telemetry with an isolated I²C interface
• 5V/9.2A isolated synchronous forward converter

The EVAL-LTC9105-AZ is an IEEE 802.3bt-compliant Type 3, Class 6 Power over Ethernet (PoE) powered device (PD) with port telemetry via I²C. The evaluation board features the LTC9105 PD interface controller, MAX5974C switching regulator controller, the LT4321 PoE ideal diode bridge controller, and the ADuM1252 I²C isolator.

The LTC9105 provides IEEE 802.3af-, IEEE 802.3at-, and IEEE 802.3bt-compliant interfacing with port voltage and current telemetry via I²C. It utilizes an external, low channel resistance, R_DS(ON) (34mΩ typical), N-channel, hot-swap metal-oxide semiconductor, field-effect transistor (MOSFET), and 50mΩ sense resistor. Automatic maintain power signature (MPS) keeps the port connected when the current drops to a low level.

The MAX5974C controls a DC/DC converter utilizing a highly efficient active-clamp forward converter topology with synchronous rectification and provides an isolated 5V/9.2A output. The LT4321 controls eight low R_DS(ON) (57mΩ typical), N-channel MOSFETs to further improve end-to-end power delivery efficiency and ease thermal design. The ADuM1252 isolates I²C data between the LTC9105 and a host controller on a nonisolated ground domain.

The EVAL-LTC9105-AZ is configured as a Class 6 PD and accepts up to 51W of delivered power from a power sourcing equipment (PSE) via its RJ45 connector (J1). The EVAL-LTC9105-AZ can be powered by a local 55V DC power supply using the auxiliary supply input terminals. With the DC590B I²C interface board connected to the EVAL-LTC9105-AZ, the EVAL-LTC9105-AZ graphical user interface (GUI) displays port telemetry and configuration options.