MAX2992
新規設計には非推奨G3-PLC MAC/PHY電力線トランシーバ
業界初、G3-PLC準拠モデムが最高300kbpsの速度で高信頼性通信を実現
製品の詳細
- G3-PLC準拠
- 仮規格に準拠:IEEE® P1901.2、ITU G.9903
- 周波数帯:CENELEC、FCC、およびARIBに準拠
- 動作周波数:10kHz~490kHz
- 物理層(PHY)とメディアアクセスコントローラ(MAC)を内蔵したシングルチップソリューション
- 2つのUARTと2つのSPIインタフェース
- IPV6対応ネットワーク層をサポート
- 6LoWPAN IPV6ヘッダ圧縮によってペイロードサイズを最大化
- メッシュネットワーキングをサポートするダイナミックルーティング機構
- CSMA/CA (Carrier Sense Multiple Access with Collision Avoidance/Channel Access)
- 高速、高信頼性の通信
- データレート:最大300kbps
- 前方誤り訂正(FEC)と巡回冗長検査(CRC16)の2層
- リードソロモンとビタビによってFECを強化
- AES-128暗号化/復号化を備えたCCM認証コプロセッサ
- 自動再送要求(ARQ)によって誤り検出とデータの信頼性が向上
- チャネル状態に基づいて最適なデータレートを選択するダイナミックリンクアダプテーション
- プログラム可能なトーンノッチング
- AEC-Q100車載認定
電力線通信(PLC)ベースバンドモデムのMAX2992は、AC電源ライン上で最大300kbps (完全FCCバンドデータレート)の速度のハーフデュプレックス、非同期データ通信を実現します。MAX2992は、物理(PHY)層とメディアアクセス制御(MAC)層を組み合わせたシステムオンチップ(SoC)で、マキシムの32ビットMAXQ30マイクロコントローラコアを使用しています。高集積アナログフロントエンドトランシーバのMAX2991は、MAX2992とシームレスにインタフェースし、MAX2992のG3-PLC™ファームウェアとの組合せで完全なG3-PLC準拠モデムソリューションを形成します。
MAX2992は、DBPSK、DQPSK、D8PSK変調および前方誤り訂正(FEC)によるOFDM技術を使用し、送電線網を使用した堅牢なデータ通信を可能にします。この設計は、周波数選択チャネルに対する固有の適応性、群遅延環境下での堅牢性、およびインパルスノイズ耐性を提供します。法規制に準拠するため、MAX2992はプログラム可能なトーンノッチング機構を取り入れています。これによって、モデムの送信スペクトルにおける特定周波数帯のノッチングが可能になります。また、この機能は他の狭帯域トランスミッタ(旧式のFSKベースのPLCシステムなど)との共存に対応するための代替手法も提供します。
MAX2992 MACは、6LoWPANアダプテーション層の組込みによってIPv6パケットをサポートします。強化されたCSMA/CAとARQ、およびメッシュルーティングプロトコルによって、各種のネットワークトポロジに対してすべての一般的なMAC層サービスをサポートします。インテリジェントな通信機構は、広範なチャネル状態にわたってシステム性能を適応させ強化します。それらの機構には、チャネル予測、適応型トーンマッピング、および各種ルーティングプロトコルがあります。AES-128暗号化/復号化を備えた内蔵CCM (IEEE® 802.15.4で規定されたCCMの拡張)認証コプロセッサは、セキュリティと認証を提供します。
アプリケーション
- 高度メーターインフラ(AMI)
- AMIコンセントレータ
- ビルオートメーション
- 電気自動車の充電
- ホームエネルギー監視
- スマートグリッド通信
- スマートメーター
- ソーラーおよび再生可能なエネルギー管理
- 街灯オートメーション
ドキュメント
データシート 1
信頼性データ 1
デザイン・ノート 1
技術記事 7
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
ハードウェア・エコシステム
評価用キット
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