LTC6603
新規設計に推奨調整可能なデュアル・ローパス・フィルタ
- 製品モデル
- 4
- 1Ku当たりの価格
- 最低価格:$9.29
製品の詳細
- 位相と利得の整合仕様を保証
- プログラム可能な帯域幅:最大2.5MHzまで
- プログラム可能な利得(0dB/6dB/12dB/24dB)
- 9次リニアフェーズ応答
- 差動、レール・トゥ・レール入出力
- 低ノイズ:-145dBm/Hz(入力換算)
- 低歪み:200kHzで-75dBc
- シンプルなピン・プログラミングまたはSPIインターフェイス
- 1本の外付け抵抗で最大速度/電力を設定
- 2.7V~3.6Vで動作
- 入力範囲:0V~5.5V
- 4mm×4mm QFNパッケージ
LTC6603は、通信レシーバや通信トランスミッタ向けの整合したプログラム可能なデュアル・ローパス・フィルタです。LTC6603はリニアフェーズ、位相整合、ダイナミックレンジに加えて感度が高いので、多くの通信システムのフィルタリングに適しています。チャネル間の位相整合が1.5°であるLTC6603は、トランシーバのIチャネルやQチャネルなど、整合フィルタ・ペアが必要なアプリケーションに使用することができます。さらに、差動入出力により、ほとんどの通信システムでシンプルなインターフェイスを実現します。
サンプリングされたデータのフィルタには外部クロックが不要ですが、このフィルタのカットオフ周波数は1本の抵抗を使用して3.5%より良好な精度で設定することができます。外付け抵抗により、フィルタネットワークに印加される直前に分割される内部発振器の周波数を設定します。このため、外付け抵抗値ごとに最大3種類のカットオフ周波数が得られるので、6オクターブより広い範囲にわたってカットオフ周波数を設定できます。また、カットオフ周波数は外部クロックを使用して設定することもできます。フィルタの利得も、1、2、4、16のいずれかに設定することができます。
LTC6603は、シリアル・インターフェイスを介して設定可能な低消費電力のシャットダウン・モードを備えており、24ピン4mm×4mm QFNパッケージで供給されます。
アプリケーション
- 小型/低コスト基地局:
- IDEN、PHS、TD-SCDMA、CDMA2000、WCDMA、UMTS
- 低コストのリピータ、無線リンク、モデム
- 802.11xレシーバ
- JTRS
ドキュメント
データシート 2
信頼性データ 1
ユーザ・ガイド 1
技術記事 1
プレス・リリース 1
製品セレクタ・カード 1
製品モデル | ピン/パッケージ図 | 資料 | CADシンボル、フットプリント、および3Dモデル |
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LTC6603CUF#PBF | 24-Lead QFN (4mm x 4mm x 0.75mm w/ EP) | ||
LTC6603CUF#TRPBF | 24-Lead QFN (4mm x 4mm x 0.75mm w/ EP) | ||
LTC6603IUF#PBF | 24-Lead QFN (4mm x 4mm x 0.75mm w/ EP) | ||
LTC6603IUF#TRPBF | 24-Lead QFN (4mm x 4mm x 0.75mm w/ EP) |
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
ツールおよびシミュレーション
Linduino 3
Linduino はアナログ・デバイセズの Arduino 互換システムで、アナログ・デバイセズ製集積回路のファームウェア・ライブラリおよびサンプル・コードの開発と配布に使用します。Linduino対応の各製品には、LTSketchbook/Part Numberフォルダに定義されたサンプルのメイン・プログラムと、LTSketchbook/librariesフォルダに定義されたドライバ・コードが含まれています。