DS2450
1-WireクワッドA/Dコンバータ
製品の詳細
- 1-Wireバス上のアナログ電圧を測定する4つのハイインピーダンス入力
- ユーザプログラマブルな、入力範囲(2.56V、5.12V)、分解能(1~16ビット)、およびアラームしきい値
- 5Vの単一電源動作
- 超低電力:動作時2.5mW、アイドル時25µW
- 内蔵マルチドロップコントローラにより、共通の1-Wireバス上で複数DS2450の識別および動作が可能
- アナログ電圧がアラームしきい値を超えると、Conditional Searchに応答
- アナログ入力として未使用のチャネルは、閉ループ制御用のオープンドレインディジタル出力として機能可能
- マイクロプロセッサの単一ポートピンと直接接続し、最大16.3kbpsで通信
- Overdriveモードにより、通信速度が142kbpsに上昇
- データ転送を保護するオンチップ16ビットCRC生成器
- 出荷時にレーザ書き込みおよびテスト済みのユニークな64ビット登録番号(8ビットファミリコード + 48ビットシリアル番号8ビットCRCテスタ)により、類似パーツがなくなり、完全追跡性を確保
- 8ビットファミリコードで、バスマスタとのデバイス通信要件を指定
- 動作温度範囲:-40℃~+85℃
- 小型、低コスト、8ピンSOIC表面実装パッケージ
1-Wire®クワッドA/DコンバータDS2450は、4:1アナログマルチプレクサを備えた逐次比較型アナログ-ディジタルコンバータに基づいています。入力電圧範囲、分解能、アラームしきい値を保管するレジスタセットと、入力電圧が指定範囲を超えた場合にConditional Searchでのデバイス参加を使用可能にするフラグを、入力チャネルはそれぞれ備えています。各チャネルの2つのアラームフラグは、バスマスタによる照合を必要とせずに、測定電圧が高すぎるか、低すぎるかを示します。各A/D変換は、バスマスタにより開始されます。アナログ入力として未使用のチャネルは、ディジタルオープンドレイン出力として利用することができます。入力を使用不可にすると、選択したチャネルでオープンドレイントランジスタのスイッチをバスマスタが直接オン/オフすることができます。1-WireバスやVCCピンを通じてデバイスに電源供給されている限り、デバイスの設定はすべて不揮発状態でSRAMに保管されています。電源投入リセットフラグ信号の電源をオンにした後、標準動作が再開する前にバスマスタはデバイス設定を復元する必要があります。すべてのレジスタおよび変換読出しレジスタは、DS2505/6デバイスの状態メモリとよく似た3つの8バイトメモリページとして管理されています。各バイトの書込み時だけでなく、メモリページの末尾まで読み込む際にも、オンチップCRC16生成器は、送信エラーが発生しないように通信を保護しています。
ドキュメント
データシート 2
信頼性データ 1
アプリケーション・ノート 2
技術記事 10
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
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