ADSP-TS201S
製造中止TigerSHARCプロセッサ、500/600MHz、24Mビット組込みDRAMを内蔵
製品の詳細
- 1 / 8 / 16 / 32ビットの固定小数点と浮動小数点のデータ処理に対応するスタティックなスーパースカラー・アーキテクチャ
- 最大600MHz、1.67nsの命令実行時間の高性能DSPコア
- ユーザーが自由に配置の設定可能な6個の内部バンクで構成される24Mビットのオンチップ組込みDRAM
- TigerSHARCプロセッサによる完全なベースバンド信号処理を可能にする、ワイヤレス・インフラ・アプリケーション用の拡張通信命令セット
- 14チャンネルのゼロ・オーバーヘッドDMAコントローラ
- 4系統の内部128ビット幅データ・バスによる、38.4Gバイト / 秒のメモリ帯域幅
- 単一のプラットフォームで複数のワイヤレス通信規格に適合できるソフトウェア無線による方法
- ALU、乗算器、シフタ、32ワードのレジスタ・ファイルで構成される演算ブロックを2個搭載し、SIMD動作が可能
- アセンブリ言語とC言語によるプログラミング
- 温度範囲:-40°C ~ +85°C
ADSP-TS201Sは、TigerSHARC プロセッサ・ファミリのメンバーの1つです。複数個のプロセッサでシステムを構築して大量のリアルタイム演算を実行する多様な信号処理アプリケーションを実現します。このTigerSHARCプロセッサは、ビデオや通信機器(3Gセルラー、ブロードバンド・ワイヤレス基地局など)のほか、防衛設備、医療用画像処理、工業機器にも最適です。ADSP-TS201Sは、RISC、VLIWと標準のDSP機能を組み合わせたスタティックなスーパースカラー・アーキテクチャを採用しています。固定小数点と浮動小数点の両方のデータ型に対応するほか、最先端のマルチプロセッシング能力を備えているため、比類のない優れたDSP性能を発揮します。ADSP-TS201Sは、600MHzのクロック・レートで16ビット固定小数点と32ビット浮動小数点演算において業界最高の性能を発揮します。ADSP-TS201Sは、1024ポイント複素FFTを16.8µsで処理し、消費電力当たりの処理性能は1500 MFLOPS/Wになります。
ADSP-TS201Sの性能
- 高性能600MHz、1.67nsの命令実行時間のDSPコア
- サイクル当たり、40ビット累積演算を含む16ビットMACを8個、又は80ビット累積演算を含む32ビットMACを2個実行
- サイクル当たり6個の単精度浮動小数点演算または24個の16ビット固定小数点演算(3.6GFLOPSまたは14.4GOPSの性能)
- インターロック機能付きの2サイクル実行パイプライン
- サイクル当たり最高4つの32ビット命令を実行する並列処理方式
ADSP-TS201S は25x25mm、低価格のBGAパッケージを採用しています。TigerSHARCプロセッサは現在一般用にサンプル出荷しております。
ドキュメント
ユーザ・ガイド 1
アプリケーション・ノート 25
技術記事 1
プロセッサ・マニュアル 3
製品ハイライト 2
ソフトウェア・マニュアル 10
集積回路異常 1
レガシー・エミュレータ・マニュアル 1
情報 1
製造中止品のデータシート 1
レガシー評価用キットマニュアル 3
製品ハイライト 2
製品選択ガイド 1
これは最新改訂バージョンのデータシートです。