AD9176S
新規設計に推奨デュアル、16ビット、12.6GSPS RF DAC(広帯域チャネライザ搭載)
- 製品モデル
- 1
- 1Ku当たりの価格
- 価格は未定
製品の詳細
- マルチバンド・ワイヤレス・アプリケーションをサポート
- RF DACごとに3チャンネルのバイパス可能な複素データ入力チャンネル
- 1入力チャンネルあたり3.08GSPSの最大複素入力データ・レート
- 1入力チャンネルあたり1個の独立したNCO
- 独自の低スプリアス/低歪み設計
- 2トーンIMD3 = 1.84GHz、−7dBFS/トーンRF出力で−83dBc
- 1.84GHz、−7dBFS RF出力でSFDRが−80dBc未満
- 8レーン、15.4Gbpsの柔軟なJESD204Bインターフェース
- シングルバンドおよびマルチバンドの用途をサポート
- データ・スループットを増やすための12ビット高密度モードをサポート
- 複数のチップの同期
- JESD204Bのサブクラス1に対応
- 一連の入力データ・レートに対応する選択可能なインターポレーション・フィルタ
- 構成可能データ・チャンネル・インターポレーション:1×、2×、3×、4×、6×、8×
- 構成可能最終インターポレーション:1×、2×、4×、6×、8×、12×
- DACレートで動作する48ビットの最終NCOで最大6GHzの周波数シンセシスをサポート
- 送信イネーブル機能による極めて高い節電と下流回路の保護
- 高性能、低ノイズPLLクロック逓倍器
- 12.6GSPS DAC更新レートをサポート
- 分周比を選択可能なオブザベーションADCクロック・ドライバ
- 低消費電力
- 12GSPS、DAC PLLオンでの2 DACで2.54W
- 10mm × 10mm、金属増強サーマル・リッド付き144ボールBGA_ED、0.80mmピッチ
商用宇宙製品向けの機能
- 航空宇宙アプリケーションをサポート
- 適合性認定
- ウェーハ拡散ロット・トレーサビリティ
- バーンイン、寿命テスト、デルタ解析
- 放射線ロット受け入れ試験(RLAT):
- トータル・ドーズ効果(TID)
- 放射線ベンチマーク:
- シングル・イベント・ラッチアップ(SEL)
AD9176S-CSHは、最大12.6GSPSのDACサンプル・レートをサポートする高性能なデュアル16ビットD/Aコンバータ(DAC)です。15.4Gbps、8レーンのJESD204Bデータ入力ポート、高性能のオンチップDACクロック逓倍器に加えて、シングルバンドとマルチバンドのDC~RFワイヤレス・アプリケーションを対象としたデジタル信号処理機能を備えているのが特長です。
AD9176S-CSHには、RF DACデータパスあたり3つの複素データ入力チャンネルが搭載されています。各入力チャンネルは完全にバイパス可能です。各データ入力チャンネル(またはチャネライザ)は、設定変更可能なゲイン段、インターポレーション・フィルタ、チャンネル数値制御発振器(NCO)を備えているので、マルチバンド周波数の設計を柔軟に行えます。AD9176S-CSHは、最大3.08GSPSの複素(同相/直交位相(I/Q))、または最大6.16GSPSの非複素(実数)の入力データ・レートをサポートしています。また、個々の処理に割り当てられたチャンネルに対して複数の複素入力データ・ストリームを配分する機能があります。3つのチャネライザの各グループは、必要に応じて追加処理のため各メイン・データパスに集計されます。各メイン・データパスでは、RF DACコアの前に、1個のインターポレーション・フィルタと1個の48ビット・メインNCOが備わっています。変調器スイッチを使用すると、メイン・データパスの出力を、DAC0だけに転送して単一DACとして動作させることも、DAC0およびDAC1の両方に転送してデュアル中間周波数DAC(IF DAC)として動作させることもできます。
AD9176S-CSHは、チャネライザとメイン・データパスをバイパスできる超広帯域データ・レート・モードもサポートしており、シングル16ビットDACとして6.16GSPSまで、デュアル16ビットDACとして3.08GSPSまで、または、デュアル12ビットDACとして4.1GSPSまでの最大データ・レートを実現します。
AD9176S-CSHは、144ボールBGA_EDパッケージを採用しています。
アプリケーションと技術情報の詳細については、商用宇宙製品プログラムのパンフレット、およびAD9176のデータシートを参照してください。
製品のハイライト
- 低消費電力のマルチチャンネル・デュアルDAC設計により、高帯域幅アプリケーションやマルチチャンネル・アプリケーションにおいて、性能を維持しながら消費電力を削減できます。
- RF DACあたり3チャンネルのバイパス可能な複素データ入力チャンネルを使用するか、内蔵変調器スイッチを用いる場合は2つのメイン・データパスを2つの広帯域複素データ・チャネンネルとして使用する構成により、シングルバンドとマルチバンドのワイヤレス・アプリケーションをサポートします。
- 16ビット分解能の3.08GSPSと12ビット分解能の4.1GSPSの最大複素データ・レート。AD9176S-CSHはデュアルDACとして構成することも可能で、各DACは独立したJESD204Bリンクを介して前述のデータ・レートで動作します。
- 16ビットの分解能で最大6.16GSPSまでのデータ・レートをサポートする超広帯域幅のシングルDACモード。
アプリケーション
- 静止軌道ハイスループット衛星(GEO HTS)
- ワイヤレス通信インフラストラクチャ
- マルチバンド基地局無線
- マイクロ波/Eバンド・バックホール・システム
- 計測器、ATE(自動試験装置)
- レーダーと電波妨害装置
ドキュメント
高レベル放射線レポート 1
シングルイベント効果の放射線レポート 1
製品モデル | ピン/パッケージ図 | 資料 | CADシンボル、フットプリント、および3Dモデル |
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AD9176BBP-CSH | 144 ball (10x10x1.71 w/6.6 mm EP) |
これは最新改訂バージョンのデータシートです。