MAX66140
ISO 15693準拠セキュアメモリ
人や物についての固有IDおよび情報
製品の詳細
- ISO 15693およびISO 18000-3 Mode 1規格に完全準拠
- キャリア周波数:13.56MHz ±7kHz
- ブロックロック機能、書込みサイクルカウンタ、およびオプションでEPROMエミュレーションモードを備えた1024ビットのセキュアユーザーEEPROM
- 64ビットUID
- 160ビットのMACの計算とシークレットの生成を行う512ビットSHA-1エンジン
- 相互認証:64ビットのシークレットを知っているホストがデバイスから読み取ったデータを検証および認証
- 読取りおよび書込み(64ビットブロック)
- AFIおよびDSFID機能をサポート
- プログラミング時間:10ms
- 書込み:¼ (26kbps)または1/256 (1.6kbps)パルス位置符号化を使用する10%または100%のASK変調
- 読取り:低(6.6kbps)または高(26kbps)データレートモードにおいて423kHzおよび484kHzのサブキャリアのマンチェスター符号化を使用する負荷変調
- 書込み/消去サイクル:20万回(最小)
- データ保持期間:40年(最低)
- 既存の1Kb ISO 15693市販製品と読取り互換
MAX66140は、1024ビットのユーザーEEPROMと、セキュアハッシュアルゴリズム(SHA-1)チャレンジ&レスポンス認証(ISO/IEC 10118-3 SHA-1)、64ビットの固有ID (UID)、1つの64ビットのシークレット、および13.56MHz ISO 15693 RFインタフェースをシングルチップに組み合わせています。メモリは、8バイト x 16ブロックに加えて3ブロック(シークレット用1ブロックとデータおよび制御レジスタ用2ブロック)で構成されています。シークレット以外の各ブロックは、ユーザーによる読取りが可能な書込みサイクルカウンタを備えています。隣接する4つのユーザーEEPROMブロックが1つのメモリページを形成します(ページ0~3)。内蔵のSHA-1エンジンは、デバイスのEEPROMのデータと64ビットのシークレットを使用して、デバイスに対する読取りと書込みの両方についてセキュアな対称形の認証を保証するためのメッセージ認証コード(MAC)を提供します。メモリ保護機能として書込み保護とEPROMエミュレーションがあり、個々のメモリページについてユーザーが設定可能です。また、ページ3は読取り保護も可能であり、認証の強度を高めることができます。MAX66140は、ISO 15693で定義されているすべてのデータレート、変調指数、サブキャリアモード、Selected状態、アプリケーションファミリ識別子(AFI)、データ格納フォーマット識別子(DSFID)、および読取り動作用のOption_flagビットをサポートしています。メモリへの書込みアクセスは、(AFI、DSFID、およびそれらに対応するロックバイトを除いて)再読取りおよびメモリへのコピー機能を備えた書込みバッファを使用するカスタムコマンドによって実行されます。
アプリケーション
- アクセス制御
- 資産トラッキング
- ドライバーID (車両アプリケーション)
- eCash (電子マネー)
ドキュメント
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
ハードウェア・エコシステム
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