MAX19705
10ビット、7.5Msps、超低電力アナログフロントエンド
製品の詳細
MAX19705は、消費電力重視の通信機器用に設計された超低電力、ミックスドシグナルのアナログフロントエンド(AFE)です。このデバイスは超低電力で高ダイナミック性能に最適化され、10ビットデュアル7.5Msps受信(Rx) ADC、10ビットデュアル7.5Msps送信(Tx) DAC、3つの補助RFフロントエンド制御用高速セトリング12ビット補助DACチャネル、および10ビット、333ksps、ハウスキーピング用補助ADCを内蔵しています。Tx-Rx高速モードでの標準動作電力は、7.5MHzのクロック周波数で28.2mWです。
Rx ADCは、7.5MHzのクロック周波数で1.875MHzの入力周波数に対して55.1dBのSNRと73.4dBcのSFDRを備えています。アナログI/Q入力アンプは完全差動化され、1.024VP-Pのフルスケール信号を受け付けます。標準I/Qチャネルマッチングは±0.01°の位相と±0.02dBの利得です。
Tx DACのSFDRは、fOUT = 620kHzおよびfCLK = 7.5MHzで、77.2dBcです。アナログI/Qのフルスケール出力電圧は、±400mVの差動電圧です。Tx DAC のコモンコードDCレベルを0.9V~1.35Vに設定することができます。I/Qチャネルオフセットは調整可能です。標準I/Qチャネルマッチングは±0.03dBの利得と±0.08°の位相です。
Rx ADCおよびTx DACは単一の10ビット、パラレル、高速ディジタルバスを共有しているため、時分割デュープレクス(TDD)アプリケーション用のハーフデュープレクス動作が可能です。3線式シリアルインタフェースを通じて、電源管理モード、補助DACチャネル、および補助ADCチャネルが制御されます。
MAX19705は+2.7V~+3.3Vのアナログ単一電源と+1.8V~+3.3VのディジタルI/O電源で動作します。MAX19705は拡張温度範囲(-40℃~+85℃)での動作が保証され、48ピンTQFNパッケージで提供されます。ピンコンパチブルAFEファミリの全リストは、パラメトリック表を参照してください(English only)。
アプリケーション
- ブロードバンドアクセス無線
- ポータブル通信機器
- 個人用携帯無線機(PMR)
ドキュメント
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
ハードウェア・エコシステム
評価用キット
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