MAX2991
新規設計には非推奨電力線通信(PLC)、高集積アナログフロントエンドトランシーバ
周波数範囲10kHz~490kHzで使用される最新式の電力線通信アナログフロントエンド
製品の詳細
- MAX2990 PLCベースバンドでの動作用に最適化
- Rxパス用の帯域選択フィルタ、AGC、および10ビットADC内蔵
- Txパス用の波形整形フィルタ、設定可能なプリドライバ利得、10ビットDAC内蔵
- 可変サンプリングレート:1.2Msps (max)
- 60dBダイナミックレンジAGCおよびDCオフセットキャンセレーション内蔵
- 設定可能なフィルタ:CENELEC、FCC、およびARIB周波数帯域で動作
- 単一電源:3.3V
- 標準消費電流:70mA (ハーフデュプレックスモード)
- 拡張動作温度範囲
電力線通信アナログフロントエンド(AFE)のMAX2991は、システムのトータルコストを削減しながら、高集積と優れた性能を達成する最先端の集積回路です。MAX2991は、電力線上でのOFDM (直交周波数分割多重)変調信号の伝送用として特に設計された初のAFEです。10kHz~490kHzの帯域で動作する、設定可能なフィルタによって、同じデバイスを使用してCENELEC、FCC、およびARIB規格に準拠することができます。
MAX2991トランシーバは、送信(Tx)と受信(Rx)パスの2つのメイン経路を提供します。送信パスは、OFDM変調信号をACまたはDCラインに注入します。この送信パスは、ディジタルIIRフィルタ、ディジタル-アナログコンバータ(DAC)、それに続くローパスフィルタ、およびプリラインドライバで構成されています。受信パスは、受信信号の信号強調、フィルタリング、およびディジタル化用です。レシーバは、ローパスおよびハイパスフィルタ、2段自動利得制御(AGC)、およびアナログ-ディジタルコンバータ(ADC)で構成されています。内蔵のAGCは、信号のダイナミックレンジを60dBまで最大化するのに対し、ローパスフィルタはあらゆる帯域外ノイズを除去し、必要な周波数帯域を選択します。ADCは、強調および増幅した入力信号をディジタル形式に変換します。内蔵のオフセットキャンセレーションループは、DCオフセットを最小化します。
MAX2991は、PLCベースバンドモデムのMAX2990と組み合わせて、市場における電力線ネットワーク上で最もコスト効率の高いデータ通信のソリューションを達成します。MAX2991は、-40℃~+85℃の温度範囲での動作が保証され、48ピンLQFPパッケージで提供されます。
アプリケーション
- 自動メータ読取り器
- ビルオートメーション
- 暖房、換気、および空調(HVAC)
- ホームオートメーション
- 産業用オートメーション
- 照明制御
- 遠隔監視および制御
- セキュリティシステム/キーレスエントリ
- センサ制御およびデータ収集
- スマートグリッド
ドキュメント
データシート 1
信頼性データ 1
デザイン・ノート 1
技術記事 8
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
ハードウェア・エコシステム
製品モデル | 製品ライフサイクル | 詳細 |
---|---|---|
Product 1 | ||
MAX2990 | 新規設計には非推奨 | 10kHz~490kHz OFDMベースの電力線通信モデム |
評価用キット
最新のディスカッション
max2991に関するディスカッションはまだありません。意見を投稿しますか?
EngineerZone®でディスカッションを始める