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CESで行われたサステナビリティに関する対談: キャビン・エクスペリエンスの変革がサステナビリティをもたらす

自動車の業界でサステナビリティについて考える際には、主に燃料を対象として議論が進められます。つまり、内燃エンジンによって走行する車から電気自動車への移行に焦点が絞られるということです。しかし、その移行に関連して注目すべきものは燃料だけではありません。未来の自動車で燃料として使われるのは、ガソリンかもしれませんし、電気なのかもしれません。あるいは、まだ見いだされていないそれ以外のものであるのかもしれません。ただ、燃料の種類を問わず、自動車の効率やライフ・サイクルに影響を与えるものが他にも存在します。それは、人間の感覚に作用するソフトウェア定義型のキャビン・エクスペリエンスです。ここでは、「CES」で行われたパネル・ディスカッションにおけるJaguar Land Rover Automotive、HARMAN Internationalの専門家の意見を紹介します。アナログ・デバイセズのYasmine King(車載キャビン・エクスペリエンス担当バイス・プレジデント)が進行を務めています。

【スピーカー】

  • Yasmine King アナログ・デバイセズ 車載キャビン・エクスペリエンス担当バイス・プレジデント
  • David Nesbitt氏 Jaguar Land Rover Automotive デジタル製品プラットフォーム担当ディレクタ
  • Darby Hadley氏 HARMAN International オーディオ・インフォテインメント担当チーフ・エンジニア

【タイトル】

消費者向けの先進的なキャビン・エクスペリエンス


パネリストらが、プラットフォームとしての自動車について議論します。将来の自動車は、消費者のデジタル・エコシステムに含まれる真のデジタル・デバイスとして確立する必要があります。また、現実の世界とデジタルの世界をシームレスに統合することにより、調和のとれたユーザ・エクスペリエンスを実現しなければなりません。

ソフトウェア定義型の自動車がもたらす長期的なメリット


ほとんどの消費者は、新しいモデルが登場するたびに自動車を買い替えるわけではありません。したがって、自動車のメーカーは、より長く時代に即した状態を保てるようにするために、車両に対して十分な柔軟性を盛り込む必要があります。そのような観点から、ソフトウェア定義型の自動車が将来を見据えた有望なアプローチになると考えられます。

キャビン・エクスペリエンス技術の革新により、サステナビリティの実現を加速する


ソフトウェア定義型の自動車は、車両、エッジ、クラウドのデータを組み合わせることで、より効率的な走行を実現できるように機能します。但し、削減、再利用、リサイクルといった概念を推進するためには、システムの複雑さを軽減しなければなりません。また、自動車を買い替えるのではなく、モジュールを交換することによってアップグレードを図れるようにすることが重要になります。