Designed, Built, Tested
Board pictured here has been fully assembled and tested.

Overview

設計リソース

設計/統合ファイル

設計ファイルのダウンロード 175.77 K

評価用ボード

型番に"Z"が付いているものは、RoHS対応製品です。 本回路の評価には以下の評価用ボードが必要です。

  • MAXREFDES278# ($267.50) EV Kit
在庫確認と購入

デバイス・ドライバ

コンポーネントのデジタル・インターフェースとを介して通信するために使用されるCコードやFPGAコードなどのソフトウェアです。

MAX22200 GitHub no-OS Driver Source Code

説明

MAXREFDES278#はIO-Link® 8チャンネル・ソレノイド・アクチュエータのフル機能リファレンス設計で、保護機能を内蔵したMAX22514 IO-Linkトランシーバーがベースとなっています。FETを内蔵したMAX22200 1Aオクタル集積化シリアル制御ソレノイド・ドライバを使って、8チャンネル・ソレノイド・アクチュエータの動作を確認します。このリファレンス設計には2つの電源オプションがあります。IO-Linkマスタを通じて直接電源を取ることで最大800mAの合計負荷に対応することもできますし、外部電源を使ってこれより大きい電流を供給することも可能です。IO-Linkマスタへの逆電流を防ぐとともに、常にIO-Link部分へ電力を供給できるように、この設計は過電圧(OV)、低電圧(UV)、および逆電圧に対する保護機能を備えたMAX17608電流リミッタを使用しています。

わずか85mm × 42mmの産業用フォーム・ファクタにまとめられたMAXREFDES278#は、業界標準のM12コネクタを使用しているので、4線IO-Linkケーブルを使用できます。それぞれのソレノイド・チャンネルは専用の2方向端子ブロックを備えています。

この設計では、STM32低消費電力マイクロコントローラが、MAX22200オクタル・ソレノイド・ドライバとMAX22514 IO-Linkデバイス・トランシーバー間のインターフェースに使われています。MAX22514は、電圧トランジェント圧縮(TVS)ダイオードなどの保護コンポーネントを外付けしなくても面積の小さいプリント基板(PCB)内で信頼性の高い通信を行うことができるように、サージ保護機能を内蔵しています。MAX22514は小さい25バンプのウェハ・レベル・パッケージ(WLP)と24ピンTQFNパッケージで提供されており、MAXREFDES278#の小型化に寄与しています。この設計は、MAX22514の内蔵アクティブ逆極性保護機能を使って逆極性保護を実現しています。MAX22514は、DC/DCコンバータを1個と低ドロップアウト(LDO)レギュレータを2個(3.3Vと5.0V)内蔵しています。DC/DCコンバータはマイクロコントローラ用の3.3V電源とMAX22200用のロジック電源を生成するために使われ、消費電力と必要部品数を削減して、スペースとコストを節約します。MAX22514も消費電力を減らすためにオン抵抗の小さいC/Qドライバを備えており、このリファレンス設計の消費電力を最小限に抑えて、放熱量を非常に低くすることを可能にしています。

このIO-Linkデバイスは、TMG TE社(Technologie Management Gruppe Technologie und Engineering)のIO-Linkデバイス・スタックを利用して、あらゆるIO-Linkバージョン1.1準拠のマスタと通信を行います。このボードは、標準的なM12ケーブルを使って規格準拠のIO-Linkマスタと接続するために、オスのM12コネクタを備えています。関連するソフトウェアを使ってMAXREFDES165#、またはMAXREFDES145#などのUSB IO-linkマスタにMAXREFDES278#を接続すれば、容易に評価を行うことができます。

設計ファイルやソフトウェアは「設計リソース(Design Resource)」タブからダウンロードでき、ボードも購入可能です。リファレンス設計のドキュメントには上に示すハードウェアについての説明が記載されています。

アプリケーション

  • 産業オートメーション
  • アクチュエータ・モジュール
  • PLCおよびDCSシステム
  • スマート・アクチュエータ

機能と利点

  • IEC 61131-9準拠
  • TMG TE IO-Linkスタック
  • IO-Linkバージョン1.1準拠
  • オクタル・ソレノイド・ドライバ

Details Section

Support & Training

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