製品概要
機能と利点
- 低バッテリ入力範囲:0.9V~5.5V
- 非安定DC入力範囲:7V~20V
- デュアル安定化出力
- メイン出力:3.3V/5V
- 補助出力:0V~-100V
- 効率:87% (200mA)
- 高効率PRAMを維持:80% (1mA)
- 電力密度:8W/in3
- 自己消費電流:60µA
- シャットダウンモード:20µA (VREF動作にて)
- スイッチング周波数:500kHz (max)
- VREF耐性:±1.5% (全温度)
- 出力パワーフェイル検出
- 16ピンナローSOパッケージ
製品概要
CMOS電源ICのMAX722およびMAX723は、小型、バッテリ駆動マイクロプロセッサシステムに安定化されたデュアルDC出力を生成します。各デバイスはメイン出力(3Vまたは5V、選択可能)およびLCD用に調整可能な負の補助出力を生成します。各デバイスは2つの入力電圧を受け入れます。電力はメインバッテリ(2つまたは3つのアルカリまたはNiCAD)またはAC-DCアダプタのような安定化されていないDC電源から供給できます。
MAX722/MAX723は従来製品に比べて3つの特長を備えています。MOSFETパワートランジスタによって可能になった高スイッチング周波数(最大0.5MHz)により小型(直径5mm以下)の表面実装コイルで小型化を実現しました。効率も最大87%に改善されています(バイポーラ技術でつくられる低電圧レギュレータより10%向上)。CMOS構造およびユニークなオフ時間一定のパルス周波数変調(PFM)制御方式により消費電流が60µAまで低減しています。
MAX722およびMAX723はメインレギュレータの低い方の固定出力電圧のみ異なり、MAX722は3.3V出力、MAX723は3.0V出力です。
フラッシュメモリまたは+12Vの出力電圧を必要とするPCMCIAアプリケーション用についてはMAX717~721のデータシートを参照してください。
アプリケーション
- バーコードスキャナ
- LCDコントラスト制御
- 医療用計測
- パームトップコンピュータ
- 携帯データコミュニケータ
- ポータブルデータ収集機器