製品概要
機能と利点
- ADuM340E/ADuM341E/ADuM342Eデジタル・アイソレータ・ファミリの評価を簡略化
- 他のサポートされている16ピンSOIC_WパッケージのiCouplerデジタル・アイソレータを評価できるようにU4は未挿入
- イネーブル制御
- ブレッドボード/プロトタイプ・ボードでの迅速な評価のために最適化された小規模で簡単な構成
- すべての信号の測定用に適合可能なテスト・ポイント
製品概要
EVAL-ADuM34XEEBZ評価用ボードは、5.7kVrmsのiCoupler®デジタル・アイソレータであるADuM340E/ADuM341E/ADuM342Eファミリを簡略かつ効率的に評価できます。また、EVAL-ADuM34XEEBZボードは、未実装のU4を使用して他の複数の16ピンSOIC_W iCouplerデジタル・アイソレータも評価できます。U4はサポートされているデバイスに適したJEDEC規格の16ピンSOIC_Wパッド・レイアウトおよび配線を備えています。
EVAL-ADuM34XEEBZボードでは各コンポーネント(U1~U4)間にV字形の溝があり、ユーザはPCBをいくつかの部分に分割して、選択した特定のデバイスをブレッドボードや同様なプロトタイピング・ボード上で簡単に検査できます。U4に異なるサポート対象デバイスを実装した場合は、該当するデバイスのデータシートを参照してください。
電源と入出力はピン・ヘッダ・コネクタに直接接続するか、プロトタイピング・ボードに接続できます。
ピン・ヘッダを介してイネーブル制御を使用できます。これはデジタル入力によって設定するか、またはユーザ・ガイドの図2の回路図を参照して、VE1/VE2ピンにプルアップ抵抗を接続します。VExピンのプルアップは、デフォルトでは挿入されていません。回路図に示されている100kΩの値は、アプリケーションのニーズに応じて変更が必要になる場合があります。
EVAL-ADuM34XEEBZボードは、通常のプリント基板(PCB)設計方式に従い、絶縁バリアの両側にグラウンド・プレーンを備えています。その他の電磁干渉(EMI)またはノイズ緩和のための設計機能は、このボードには含まれていません。
テスト対象デバイス(DUT)のすべての仕様は、対応するADuM340E/ADuM341E/ADuM342Eのデータシートに記載されています。評価用ボードを使用する際は、このユーザ・ガイドと併せてこれらのデータシートを参照してください。
はじめに
必要な装置
- オシロスコープ
- 信号発生器
- 2.25V~5.5Vの電源
- ブレッドボード/プロトタイプ・ボード