EVAL-ADMV1014
製品概要
機能と利点
- ADMV1014 用のフル機能評価用ボード
- SPI 制御用のオンボード USB を内蔵
- 5V 動作
- SPI 制御用 ACE ソフトウェア・インターフェース
製品概要
ADMV1014 は、シリコン・ゲルマニウム（SiGe）設計の、広帯域マイクロ波ダウンコンバータです。ポイント to ポイント・マイクロ波無線設計に最適化され、24.5 GHz ～ 43.5 GHz の周波数範囲で動作します。
このダウンコンバータには 2 つの周波数変換モードがあります。このデバイスは、ベースバンドの同相／直交（I/Q）出力信号へのダイレクトな直交復調だけでなく、中間周波数（IF）複素出力の搬送波周波数へのイメージ除去のダウンコンバージョンも可能です。ベースバンド出力は DC カップリングで接続できます。より一般的なのは、適切な復調精度にするためにハイパス・コーナ周波数が十分に低い状態で AC 結合する方法です。シリアル・ポート・インターフェース（SPI）によって直交位相の微調整が可能となり、I/Q 復調の性能を最適化できます。また、ベースバンド I/Q 出力をディスエーブルすることもできます。この場合はオンチップ・アクティブ・バランを介して I/Q 信号の受け渡しを行い、2 つのシングルエンド直交コンプレックス IF 出力を 800 MHz ～ 6000 MHz の間で提供します。イメージ除去のダウンコンバータとして使用する場合、不要なイメージの項は通常、希望のサイドバンドより少なくとも 30 dBc まで低減されます。ADMV1014 は、柔軟な局部発振器（LO）システムを提供します。ここに含まれる周波数 4 逓倍器のオプションにより、24.5 GHz ～ 44 GHz の無線周波数（RF）の入力範囲をカバーする、21.6 GHz ～ 41 GHz の LO 入力周波数に対応します。2 乗検波パワー・ディテクタは、ミキサーに入力される電力レベルを監視するために提供されます。検出器の出力を利用して、外部オペアンプ誤差の積分回路オプによる RF 入力可変減衰器のクローズドループ制御を提供可能です。
ADMV1014 ダウンコンバータは、小型の熱強化型 5 mm × 5 mm フリップチップ CSP パッケージに収容されています。ADMV1014 は −40°C ～ +85°C のケース温度範囲で動作します.
ADMV1014-EVALZ 評価用ボードには、マイクロコントローラ付き ADMV1014、低ドロップアウト（LDO）レギュレータ、および ADMV1014 を素早く簡単に評価するための nanoDAC® が内蔵されています。マイクロコントローラでは、分析、制御、評価（ACE） ソフトウェアにより ADMV1014 レジスタマップを設定できます。LDO レギュレータは ADMV1014 は単電源による駆動を可能とし、正常に電源リップル除去します。nanoDAC により外部電源を使用せずに、ADMV1014 のミキサーに送られる RF 電力を減衰させることができます。
ADMV1014 の詳細については、ADMV1014 のデータシートを参照してください。この評価用ボードを使用する際は必ず、この ADMV1014-EVALZ 評価用ボードのユーザー・ガイドと併せてこのデータシートを参照してください。
関連資料
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UG1420: EVAL-ADMV1014 User Guide (Rev. A)2018/10/16PDF1 M
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ADMV1014 Gerber Files2018/10/08UNDEFINEDundefined