製品概要

機能と利点

  • 4層、Rogers 4350BおよびIsola 370HR評価用ボード
  • エンド起動、2.9mm RFコネクタ
  • スルー・キャリブレーション・パス(実装解除)

製品概要

ADL8150-EVALZは、厚さ10ミルのRogers 4350BおよびIsola 370HR、銅被覆を使用した4層のプリント回路基板(PCB)で構成され、公称の厚さは62ミルです。ADL8150-EVALZのRFINおよびRFOUTポートは2.9mmメス同軸コネクタで装着されており、それぞれのRFINパターンおよび RFOUTパターンは50Ωの特性インピーダンスを持ちます。ADL8150-EVALZには、ADL8150の動作温度−40°C~+85°Cの全範囲での使用に適したコンポーネントが搭載されています。ボード・パターン損失を補正するため、J1コネクタとJ2コネクタの間にスルー・キャリブレーション・パスが用意されています。スルー・キャリブレーション・パスを使用するには、J1およびJ2にRFコネクタを差し込む必要があります。スルー・キャリブレーション・パスの性能については、表2と図3を参照してください。

ADL8150-EVALZには、超低ノイズ、超高電源電圧変動除去比(PSRR)のリニア・レギュレータが組み込まれています。この低ノイズのレギュレータは、ADL8150にバイアスをかけるためのクリーンな電源となります。

ADL8150-EVALZのRFINパターンとRFOUTパターンは、50Ωのグランデッド・コプレーナ導波路です。パッケージのグラウンド・ピンと露出パッドは、グラウンド・プレーンに直接接続します。適切な電気伝導および熱伝導を確保するため、グラウンド・パッド直下の領域に特に集中させる形で、上面と底面のグランド・プレーンを複数のビアで接続しています。

ADL8150-EVALZの電源デカップリング・コンデンサは、デバイスの特性評価に使用される構成を表しています。ADL8150の詳細については、ADL8150のデータシートを参照してください。ADL8150-EVALZを使用する際は、データシートと併せてユーザ・ガイドを参照してください。

はじめに

必要な装置

  • RF信号発生器
  • RFスペクトラム・アナライザ
  • RFネットワーク・アナライザ
  • 電源電圧:5V、200mA