製品概要

機能と利点

  • 4層、Rogers 4350BおよびIsola 370HR評価用ボード
  • エンド起動、2.92mm RFコネクタ
  • スルー・キャリブレーション・パス(実装解除)
  • 製品概要

    ADL8112-EVALZは、厚さ10milのRogers 4350BおよびIsola 370HR、銅被覆を使用した4層のプリント回路基板(PCB)で、公称の厚さは62milです。ADL8112-EVALZのRFINポートとRFOUTポートは、2.92mmメス同軸コネクタで装着されており、それぞれのRFパターンは50Ωの特性インピーダンスを持ちます。ADL8112-EVALZには、ADL8112の動作温度-40°C~+85°Cの全範囲での使用に適したコンポーネントが搭載されています。ボード・パターン損失を補正するため、2つのスルー・キャリブレーション・パスが設けられています。スルー・キャリブレーション・パスを使用するには、J5、J6、J11、J12の位置にRFコネクタを差し込みます。スルー・キャリブレーションRFパスの性能については、ユーザ・ガイドの表1と図3を参照してください。

    ADL8112-EVALZの電源ピンとデジタル制御ピンには、表面実装技術(SMT)テスト・ポイント・コネクタ、VDD_PA、GND、VDD_SW、VSS_SW、VA、およびVBを介してアクセスします。

    ADL8112-EVALZのRFパターンは、50Ωで接地されたコプレーナ導波路です。パッケージのグラウンド・ピンと露出パッドは、グラウンド・プレーンに直接接続します。ADL8112-EVALZへの適切な電気伝導および熱伝導を確保するため、グラウンド・パドル直下の領域に特に集中させる形で、上面と底面のグラウンド・プレーンを複数のビアで接続しています。

    ユーザ・ガイドの図4は、ADL8112-EVALZの回路図と、デバイス特性の評価や検証に使用した構成を示しています。

    ADL8112の詳細については、ADL8112のデータシートを参照してください。ADL8112-EVALZを使用する際は、データシートと併せてユーザ・ガイドを参照してください。

    対象となる製品

    パッケージの内容

  • ADL8112-EVALZ評価用ボード
  • はじめに

    必要な装置

  • RF信号発生器
  • RFスペクトラム・アナライザ
  • RFネットワーク・アナライザ
  • 電源電圧:8.5V、300mA
  • +3.3Vおよび-3.3V、100mAの電源