製品概要

機能と利点

  • シングル・インライン・ヘッダーは、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)またはマイクロコントローラの1.2V/1.8Vロジック入力信号に対応できる柔軟性を提供
  • 受動部品の追加に使用できるSMDピン抵抗またはコンデンサソケット
  • SMBコネクタ・ソケットは、入出力信号に対応できる柔軟性を提供

製品概要

EVAL-ADG1206LEBZ/EVAL-ADG1207LEBZは、ADG1206L/ADG1207L用の評価用ボードです。ADG1206L/ADG1207Lは、それぞれ16個のシングル・チャンネルと8つの差動チャンネルを搭載しています。ADG1206Lは、4ビットのバイナリ・アドレス・ライン(A0、A1、A2、A3)による決定に従い、16個の入力のうちの1つを共通の出力にスイッチします。ADG1207Lは、3ビットのバイナリ・アドレス・ライン(A0、A1、A2)による決定に従い、8つの差動入力のうちの1つを共通の差動出力にスイッチします。どちらのデバイスも、イネーブル・ピン(EN)を使って、デバイスをイネーブルまたはディスエーブルします。ディスエーブルすると、すべてのチャンネルがオフになります。オンにすると、各チャンネルで双方向に等しく信号が伝達されます。また、各チャンネルは電源電圧までの入力信号範囲を備えています。

外部VL電源ピンは、より低いロジック制御向けにロジック制御の柔軟性を提供します。ADG1206L/ADG1207Lは、1.2Vと1.8Vの両方のJEDEC規格に準拠しています。

ユーザ・ガイドの図1および図2に、EVAL-ADG1206LEBZおよびEVALADG1207LEBZの標準的な評価セットアップを示しています。ADG1206L/ADG1207Lはこの評価用ボードの中央に配置されており、各ソースとドレイン・ピンに接続するためにワイヤ・スクリュー端子が用意されています。3つのスクリュー端子は、このデバイスに電力を供給するために使用されます。外部ピンは一定のデジタル・ロジック電源電圧を提供します。あるいは、デジタル・ロジック電源電圧を5ピン・ヘッダーおよび6ピン・ヘッダーから供給することもできます。

ADG1206L/ADG1207Lの完全な仕様は、ADG1206L/ADG1207Lのデータシートに記載されています。EVAL-ADG1206LEBZ/EVAL-ADG1207LEBZを使用する際は、このユーザ・ガイドと併せてADG1206L/ADG1207Lのデータシートを参照してください。

はじめに

必要な装置

  • DC電圧源(VDD/VSS
  • 両電源の場合は±15V
  • オプションのデジタル・ロジック電源(VL
  • 1.2Vロジックの場合は1.1V〜1.3V
  • 1.8Vロジックの場合は1.65V〜1.95V
  • アナログ信号源
  • デジタル・マルチメータ(DMM)などの電圧計測手段