製品概要
機能と利点
- ADATE302-02用のフル機能評価用ボード
- 電源電圧:+21Vおよび−10V、オンボード電圧レギュレータ
- SMAコネクタを介したブレークアウト信号入出力
- 長さの等しい50Ωに制御されたインピーダンス・パターンにより差動ペアを提供
- データの読出しおよび書込み用のLEDインジケータ
- USB経由での制御用のPCソフトウェア
製品概要
EV-ADATE302-02EBZはフル機能の評価用ボードであり、デュアル内蔵ドライバ、コンパレータ、アクティブ・ロード(DCL)、4象限のパー・ピン・パラメトリック計測ユニット(PPMU)という、ADATE302-02のすべての機能を簡単に評価できるように設計されています。EV-ADATE302-02EBZでは、SMA(Subminiature Version A)端子を介してブレークアウト接続を行い、すべての信号入出力を処理することができます。差動ペアは、長さの等しい50Ωに制御されたインピーダンス・パターンにより提供されます。
EV-ADATE302-02EBZに必要なのは+21Vと−10Vの2つの電源のみです。このデバイスに必要な他のすべての電圧は、オンボード・レギュレータによって生成されます。EV-ADATE302-02EBZのシリアル・ペリフェラル・インターフェース(SPI)通信は、オンボードUSBユニバーサル非同期レシーバー・トランスミッタ(UART)チップによって提供されます。ユーザはSPIジャンパ・コネクタでUARTをバイパスし、独自のSPI信号を接続して評価できます(表1を参照)。デフォルトでは、USBポートを介して制御するように設定されています。ADATE302-02評価用ボード・ソフトウェアとの通信はUSBを介して行われ、EV-ADATE302-02EBZの発光ダイオード(LED)インジケータにデータの読出しと書込みの状況が表示されます。
ADATE302-02のデータシートには、ADATE302-02デバイスの全機能の詳細とADATE302-02の各レジスタの情報が記載されています。EV-ADATE302-02EBZ評価用ボードを使用する際は、このデータシートを参照してください。
推奨システム動作環境
- Windows搭載PC
- USBタイプA-USBタイプB変換ケーブル(USB 2.0以上)
- ベンチトップ電源およびコネクタ・ケーブル
- データ・タイミング・ジェネレータ(DTG)または同等の装置
- オシロスコープ
関連資料
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ADATE302-02 Bill of Materials2023/11/29XLSX17 K