製品概要

機能と利点

  • AD3530/AD3530Rのフル機能評価用ボード
  • 様々なリンク・オプション
  • アナログ・デバイセズのSDPボードと組み合わせてのPC制御

製品概要

このユーザ・ガイドでは、AD3530/AD3530R(16ビット、8チャンネル、電圧出力D/Aコンバータ(DAC))向けのEVAL-AD3530RARDZの動作について詳しく説明します。

EVAL-AD3530RARDZを使用すると、AD3530/AD3530R回路のプロトタイプを迅速に作成し、設計時間を短縮できます。AD3530/AD3530Rは2.7V~5.5Vの単電源範囲で動作します。AD3530/AD3530Rには2.5Vリファレンスが組み込まれており、2.5Vまたは5Vの出力電圧が得られます。EVAL-AD3530RARDZには、追加の電圧リファレンスとしてADR4525も内蔵されています。

EVAL-AD3530RARDZは、システム・デモンストレーション・プラットフォーム(SDP-K1)ボードを介してPCのUSBポートに接続します。ACE(分析、制御、評価)ソフトウェアをEVAL-AD3530RARDZの製品ページからダウンロードし、この評価用ボードで使用することで、AD3530/AD3530Rデバイスを設定できます。さらにペリフェラル・モジュール・インターフェース(PMOD)接続を使用すると、SDP-K1ボードがなくても、マイクロコントローラをこの評価用ボードに接続できます。PMOD接続を介してマイクロコントローラを使用する場合は、SDP-K1ボードを切断する必要があるため、ユーザはACEソフトウェアを操作できません。

EVAL-AD3530RARDZは、アナログ・デバイセズのSDP-K1ボード(別途購入可能)と互換性があります。EVAL-AD3530RARDZとSDP-K1コントローラ・ボード間の代表的な接続例をEVAL-AD3530RARDZに示します。

詳細については、AD3530/AD3530Rのデータシートを参照してください。EVAL-AD3530RARDZを使用する際は、このユーザ・ガイドと併せてAD3530/AD3530Rのデータシートを参照してください。

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