DC3122A
製品概要
製品概要
デモ回路3122Aは、2MHz、3.3V～1.2V 3A降圧レギュレータとして動作する、LTC®3307A 5V、3A同期整流降圧Silent Switcher®（サイレント・スイッチャ）を備えています。LTC3307Aは、0.5V～VINの可変出力電圧（動作周波数1MHz～3MHz）に対応しています。LTC3307Aは、コンパクトな超低放射、高効率、高速同期整流モノリシック降圧スイッチング・レギュレータです。最小オン時間が22nsと高速であるため、高いVINから低いVOUT変換比を高い周波数で実行できます。
DC3122Aの動作モードは、バースト・モード/スキップ・モード/強制連続（FC）モードから選択できます。JP1をFC/SYNC位置に設定すると、LTC3307Aを1MHz～3MHzのクロック周波数に同期させることができます。LTC3307Aは、外部クロックと同期させると強制連続モードで動作します。DC3122Aの周波数は、0Ω抵抗R9を介してRTをVINに接続することにより、2MHzに固定されています。R9を取り外し、R4位置に適切な抵抗を設定して目的の周波数を得ることにより、周波数を簡単に変更できます。目的のスイッチング周波数に適したRT値については、LTC3307Aのデータシートを参照してください。
DC3122Aには更に、伝導EMIを低減する電磁干渉（EMI）フィルタが備わっています。このEMIフィルタを使用するには、入力電圧をVIN EMI端子に印加します。このボードのEMI性能は、EMIテスト結果のセクションに記載されています。EMI性能グラフの赤線は、伝導／放射EMIテストにおけるCISPR25クラス5のピーク制限値を示しています。
LTC3307Aとその動作、およびアプリケーションの詳細は、このデバイスのデータシートに記載されています。このデモ・マニュアルと併せて、LTC3307Aのデータシートも参照してください。LTC3307Aは、熱抵抗を低くするための露出パッドが付いた1.6mm × 1.6mm WLCSP（Wafer Level Chip Scale Package）として組み立てられています。低EMI動作と最大の熱性能を実現するためのレイアウトに関する推奨事項は、データシートの低EMIプリント回路基板（PCB）レイアウトのセクションに記載されています。
効率／負荷グラフは、3.3V入力でのBurst Mode®動作時の回路における、効率と電力損失を示しています。
関連資料
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DC3122A - Schematic2023/11/07PDF123 K
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DC3122A - Demo Manual (Rev. 0)2023/11/07PDF1 M
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DC3122A - Design Files2023/11/07ZIP3 M