MAX3510アップストリームCATVアンプのアプリケーション用ブロック図
要約
MAX3510アップストリームCATVアンプのアプリケーション用ブロック図で、DOCSIS規格を満足しています。このブロック図は、トランス、チューナモジュール、ベースバンドIC、アンチエイリアスフィルタ、およびデュプレクサを示しています。
MAX3510は、CATVアップストリームアプリケーション用のプログラマブルパワーアンプです。これは、DOCSIS規格を満足する業界初の製品です。次のブロック図で代表的なアプリケーションを示します。
MAX3510は、5~42MHzの搬送信号を変調し、通常34dBmVにおいて-60dBcを超える優れた高調波を示します。この製品は、2:1 (電圧比)トランスを通じて最大+64dBmV (連続波)を出力します。また、5~65MHzの周波数範囲で動作し、3線デジタルシリアルバスによって制御された可変利得アンプを特長としています。利得は1dBステップで制御できます。
MAX3510には送信ディセーブルモードがあり、TDMAシステムのバースト間でデバイスをハイアイソレーション状態にできます。このモードでは出力段がディセーブルにされ、出力ノイズが最小限になります。送信ディセーブルモードへの入出時の過渡は、最大利得時で7mV (公称)です。また、消費電流は25mAに低減されます。
DOCSISケーブルモデム