MAX9773
1.8W、フィルタレス、超低EMI、ステレオD級オーディオパワーアンプ
FCC放射規格に準拠した1.8W超低EMIステレオアンプ
製品の詳細
- フィルタレスアンプは6インチのケーブル長でFCC放射規格に準拠
- 独自のスペクトラム拡散モードとアクティブ放射制限によってFCC限界に勝る15dBを超えるマージンを達成
- ゼロデッドタイム(ZDT)のHブリッジによって優れたTHD+N性能を確保
- 単一電源動作:2.5V~5.5V
- ステレオ出力(4Ω、VDD = 5V、THD+N = 1%、POUT = 1.8W)
- LC出力フィルタ不要
- 効率:85% (RL = 8Ω、POUT = 600mW)
- THD+N:0.1%を下回る
- 高PSRR:80dB
- 完全差動入力
- クリック/ポップ抑制内蔵
- 低電力シャットダウンモード:0.1µA
- 短絡および熱過負荷保護
- MAX9701とピンコンパチブル
- 放熱効果に優れる省スペースパッケージで提供
- 24ピンTQFN-EP (4mm x 4mm x 0.8mm)
- 20バンプUCSP (2mm x 2.5mm x 0.6mm)
MAX9773は第3世代の超低EMI、ステレオ、D級オーディオパワーアンプであり、D級の効率でAB級の性能を発揮します。MAX9773はチャネル当り1.8Wを4Ω負荷に供給し、90%を超える効率を発揮します。アクティブ放射制限(AEL)回路は、どのような過渡状態においても出力FETのゲート遷移を能動的に制御して、EMIを大幅に低減します。AELは、誘導性負荷がある場合に従来のD級フリーホイール動作から発生する高周波放射を防止します。ゼロデッドタイム(ZDT)技術によって、出力FETが交差伝導なしで同時に切り替わることによって、最高の効率とTHD+N性能が確保されます。スペクトラム拡散変調方式によって、従来のD級デバイスで必要とされる出力フィルタリングが不要になります。これらの設計コンセプトによって部品点数が削減され、バッテリ寿命が延長されます。
MAX9773は、固定周波数モード(FFM)と、EMI放射を低減するスペクトラム拡散モード(SSM)の2種類の変調方式を提供します。SYNC入力を通じてMAX9773の発振器を外部クロックと同期可能のため、複数のマキシムD級アンプを同期化することができます。より多くのチャネルが必要なマスタ-スレーブアプリケーション用に同期出力(SYNC_OUT)を使用することができます。MAX9773は完全差動アーキテクチャ、フルブリッジ接続負荷(BTL)出力、および包括的クリック/ポップノイズ抑制を備えています。このデバイスは、2個の利得選択入力を通じて選択される12dB、15.6dB、20dB、および26dBの内部設定利得を備えているため、外付け部品点数をさらに削減します。
MAX9773は、80dBの高PSRR、0.1%を下回るTHD+N、および88dBを超えるSNRを備えています。短絡/熱過負荷保護によって、障害状態時にデバイスを損傷から保護します。MAX9773は、24ピンTQFN-EP (4mm x 4mm x 0.8mm)、20バンプUCSP™ (2mm x 2.5mm x 0.6mm)パッケージで提供されます。MAX9773は、-40℃~+85℃の拡張温度範囲での動作が保証されています。
アプリケーション
- 携帯/マルチメディア電話
- 携帯ゲーム用コンソール
- MP3プレーヤー
- ノートブック
ドキュメント
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
ハードウェア・エコシステム
製品モデル | 製品ライフサイクル | 詳細 |
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Product 1 | ||
MAX9701 | 1.3W、フィルタレス、ステレオD級オーディオパワーアンプ |
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