MAX514
CMOSクワッド、12ビット、シリアル入力乗算型DAC
製品の詳細
- 4つの12ビット精度DAC
- 高速3線式シリアルインタフェース
- 低微分非直線性:±½ LSB max
- 低積分非直線性:±1 LSB max
- 利得精度:±1½ LSB max
- 低利得温度係数:5ppm/℃ max
- 単一+5V電源動作
- TTL/CMOSコンパチブル
- 24ピンDIPおよび28ピンSOパッケージで入手可能
MAX514は、4つの12ビットR-2R乗算型ディジタル-アナログコンバータ(DAC)を内蔵しており、各DACにつき、シリアル入力・パラレル出力のシフトレジスタ、DACレジスタ、およびロジック制御回路が備わっています。MAX514は3線式シリアルインタフェース設計であるため、パッケージのピン数、内部レベルトランスレータの数を最小限に抑えることができ、パラレルインタフェース製品にくらべて、ボード面積の削減、消費電力の低減(10mW max)が可能です。
MAX514をマイクロプロセッサ(µP)と組み合わせてシリアルポートで使用する場合、ロジック入力端子からアナログ出力へのディジタルノイズのフィードスルーは最小限に抑えられます。さらにノイズを減少させるため、µPのシリアルポートは専用のアナログバスとして使用することができ、MAX514が動作中インアクティブにできます。また、シリアルインタフェースにより、フォトカプラあるいはトランスを用いた絶縁タイプのアプリケーションを簡素化することができます。この製品は、±1 LSBの直線性にレーザトリミングされた、低温度係数の薄膜抵抗を使用しており、±1½ LSB以内の利得精度が得られます。MAX514は、+5Vの電源用です。すべてのロジック入力はTTLおよびCMOSコンパチブルです。パッケージは省スペース24ピンDIPおよび28ピンSOパッケージで提供されています。
アプリケーション
- µP制御システム
- 任意波形発生器(AWG)
- 自動試験装置
- デジタルオフセット/利得調整
- 産業用プロセス制御
- 動作制御システム
- プログラマブルアンプ/アッテネータ
ドキュメント
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
ハードウェア・エコシステム
製品モデル | 製品ライフサイクル | 詳細 |
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電流出力 DAC 1 | ||
MAX543 | 製造中 | シリアル、CMOS、12ビット乗算型DAC、8ピンパッケージ |
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