MAX2651
GSM900およびDCS1800/PCS1900デュアルバンド、ローノイズアンプ
SiGe LNAによってGSMトリプル帯域電話の性能およびサイズを向上
製品の詳細
- 広動作周波数範囲
- 800MHz~1000MHz (MAX2651/52)
- 1800MHz~2000MHz (MAX2651/52/53)
- 優れた低ノイズ性能
- GSM受信バンドで1.2dB/1.3dB (MAX2651/52)
- DCS受信バンドで1.8dB/1.8dB/1.7dB (MAX2651/52/53)
- 高利得
- GSM受信バンドで18dB (MAX2651/52)
- DCS受信バンドで18dB/17.5dB/18.5dB (MAX2651/52/53)
- 低利得モードで利得が20dB低減
- 利得は外部調整可能
- 電源:+2.7V~+3.3V単一
- 低消費電流
- 5.4mA~7.0mA (高利得モード)
- 2.2mA (低利得モード)
- シャットダウン電流:0.25µA (MAX2652/53)
MAX2651/MAX2652/MAX2653は、GSM900、DCS1800およびPCS1900バンドワイヤレスハンドセット用のシリコンゲルマニウム(SiGe)ローノイズアンプ(LNA)です。MAX2651/MAX2652は2つのLNAから構成されており、一方はGSM900バンド用に、他方はDCS1800/PCS1900バンド用に最適化されています。また、2つのLNA間を切換えるためのバンド選択ピン、および各LNAの利得を20dB低減して消費電流を低減するための利得ステップ入力を備えています。MAX2652はMAX2651と機能的には同等ですが、低電力シャットダウンモードを備えています。MAX2653はDCS1800およびPCS1900バンド用に最適化された1つのLNAからなっており、シャットダウン機能および20dB利得ステップを備えています。
MAX2652とMAX2653を組み合わせると、トリプルバンド電話のアプリケーション(GSM、DCSおよびPCSバンド)に理想的なソリューションとなります。
MAX2651/MAX2652/MAX2653は、先進技術の高周波SiGeバイポーラプロセスで製造されています。このため、いずれの素子もGSM、DCSおよびPCSバンドにおいて低雑音指数、高利得および高入力3次インターセプトポイント(IP3)性能を備えています。各LNAの出力とVCCの間のプルアップ抵抗により、利得を調整できます。入力および出力マッチングに必要な外付部品点数が最小限であるため、基板スペースが削減できます。
MAX2651/MAX2652は10ピンµMAX®、MAX2653は8ピンµMAXパッケージで提供されています。いずれの素子も+2.7V~+3.3Vの単一電源で動作します。
アプリケーション
- DCS1800またはPCS1900シングルモード電話
- GSM 900/DCS 1800デュアルバンド電話
- GSM 900/DCS 1800/PCS 1900トリプルバンド電話
- IS-136 TDMAデュアルバンド電話
ドキュメント
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
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