ADSP-BF539
製造中Blackfinプロセッサ、自動車ナビゲーション、エンターテインメント、オーディオ・システム向け
製品の詳細
- MOST®自動車マルチメディア・ネットワーク接続用のメディア・トランシーバ(MXVR)
- ソフトウェアによるリアルタイムの制御タスク、業界標準のオペレーティング・システム、ハードウェアのリアルタイム信号処理タスクの処理に適した、強力で、且つ、柔軟性の高いキャッシュ・アーキテクチャ
- アプリケーションに適した周辺機能を搭載。データ収集のアプリケーションにおいて汎用コンバータにグルーレスに接続可能
- オンチップ電圧レギュレータを備えた拡張型ダイナミック・パワーマネジメント
- 高性能16/32ビット組込みプロセッサ・コア
- 10段のRISC MCU/DSPパイプラインと、コード密度を最適化する16/32ビット混在のISA
- ビデオと画像の高速処理用の命令を含む完全なSIMDアーキテクチャ
- 安全な環境を構成するための、完全なメモリ保護に対応するメモリ・マネジメント・ユニット(MMU)
接続性能の高度化に対して高まるニーズに応えるために、2つの新しいファミリー製品が加わり、Blackfin®プロセッサ・ファミリーがさらに拡充されました。この接続性能は、高性能16/32ビットBlackfin組込みプロセッサ・コア、柔軟性に優れたキャッシュ・アーキテクチャ、拡張型DMAサブシステム、ダイナミック・パワーマネジメント(DPM)機能と一体化されます。この2つの新しいファミリー製品は、既存のBlackfinプロセッサ製品とのコード互換性を備えており、システム設計者は幅広い最終アプリケーションにおいて、このプロセッサ・コアが備える制御と信号処理の両方の能力を活用できます。 ADSP-BF539プロセッサは、自動車ナビゲーション・システム、オーディオ・ヘッド・ユニット、オーディオ用アンプなどのように、豊富な制御および信号処理を行うアプリケーションにおいて、システム制御プロセッサとして使用されることを目的に設計されています。ダイナミック・パワーマネジメント機能により、消費電力を低減し、密閉型機器のアプリケーションにおいて消費電力を最小限に抑えます。
MOSTネットワーク接続機能を追加したBlackfinプロセッサ
ADSP-BF539プロセッサには、MOST自動車マルチメディア・ネットワークを通じてオーディオ / ビデオ信号および制御データを送受信するためのMXVRトランシーバも搭載されています。
統合されたシステムとして設計
CAN接続機能が組み込まれていることに加えて、ADSP-BF539は各種の汎用機能を内蔵しており、外付けICの数を最小限に抑えるとともに、幅広い制御および通信が行えるよう設計されています。周辺機能には、3本のSPI®互換ポート、3個のUART、4つのSPORT、3個の多機能タイマ、38個の汎用I/O、I2C動作に対応する2つの2線式インターフェース、リアルタイム・クロック、ウォッチドッグ・タイマ、イベント・コントローラ、JTAG / デバッグ・インターフェースがあります。また、柔軟性に優れたパラレル・ペリフェラル・インターフェース(PPI)を備えているため、各種のビデオ・エンコーダ / デコーダ、ディスプレイ・ドライバ、イメージ・センサ、汎用コンバータとの直接接続が可能です。
開発ツール
Blackfinプロセッサは、以下の開発ツールによってサポートされます。
- アナログ・デバイセズの業界最先端のCROSSCORE®開発ツール。CROSSCORE開発ツールのコンポーネントとしては、VisualDSP++®ソフトウェア開発環境、EZ-KIT Lite®評価用システム、EZ-Extender™ドーター・ボード、USBベースのエミュレータが含まれます。
- 評価の高いGreen Hills® Software社のMULTI®組込みソフトウェア開発環境とその関連エミュレータ
ドキュメント
データシート 1
ユーザ・ガイド 5
アプリケーション・ノート 49
プロセッサ・マニュアル 3
製品ハイライト 1
ソフトウェア・マニュアル 11
エミュレータ・マニュアル 3
集積回路異常 1
リファレンス設計 1
お客様の採用事例 7
レガシー評価用キットマニュアル 2
製品ハイライト 1
これは最新改訂バージョンのデータシートです。