AD8105
製造中止アナログ・クロスポイント・スイッチ、32×16、600MHz、バッファ付き
製品の詳細
- 多チャンネルの32×16高速非ブロッキング・スイッチ・アレイ
- 差動またはシングルエンド動作
- 差動ゲイン:G=+1(AD8104)またはG=+2(AD8105)
- AD8117/AD8118とピン互換、32×32スイッチ・アレイ
- 柔軟性に優れた電源
- 単電源+5V、両電源±2.5V
- スイッチ・アレイのシリアル/パラレル・プログラミング
- 優れたビデオ性能
- 50MHzを超えるまで0.1dBのゲイン平坦性
- 0.05%の微分ゲイン誤差(RL=150Ω)
- 0.05°の微分位相誤差(RL=150Ω)
- 高インピーダンスの出力ディスエーブルにより、出力バスの最小負荷で複数デバイスの接続が可能
- 優れたAC性能
- 帯域幅:600MHz
- スルーレート:1800V/μs
- セトリング時間:1%まで2.5ns
- 低消費電力:1.7W
- 低い全チャンネル間クロストーク:
- <-70dB@5MHz
- <-40dB@600MHz
- すべての出力のディスエーブルが可能なリセット・ピン(コンデンサを介してグラウンドに接続すると、パワーオン・リセット機能を実現)
- 304 ボール BGA パッケージ(31 mm × 31 mm)
AD8104/AD8105は、32×16の高速アナログ・クロスポイント・スイッチ・マトリックスです。600MHzの信号帯域幅と1800V/μsのスルーレートで、高分解能コンピュータ・グラフィックス(RGB)信号のスイッチングを行います。各チャンネル間のクロストークは-70dBを下回り、アイソレーションは-90dB(@5MHz)であるため、数多くの高速アプリケーションで非常に役に立ちます。AD8104/AD8105は50MHzを超えるまで0.1dBの平坦性を備えているため、コンポジット・ビデオ・スイッチングに最適です。
AD8104/AD8105には16個の独立した出力バッファがあり、これらの出力バッファを高インピーダンス状態にして、オフ状態のチャンネルの負荷を出力バスに対して最小限に抑え、クロスポイント出力をパラレルに接続することができます。AD8104の差動ゲインは+1ですが、AD8105は逆終端負荷のアプリケーションで使いやすいように差動ゲインが+2となっています。本製品は完全差動デバイスとして動作しますが、シングルエンド動作の設定も可能です。+5V単電源または±2.5V両電源のいずれも使用でき、すべての出力をイネーブルにしたときのアイドル時消費電流はわずか340mAです。チャンネルのスイッチングは、ダブルバッファのシリアル・デジタル制御(複数デバイスのデイジーチェーンに対応可能)またはパラレル制御を介して実行されるため、アレイ全体の設定変更を行わずに個々の出力を更新できます。
AD8104/AD8105は304ボールのBGAパッケージを採用しており、-40~+85℃の拡張工業用温度範囲で動作します。
アプリケーション- 高速信号のルーティング
- RGBおよびコンポーネント・ビデオ・ルーティング
- KVM
- 圧縮ビデオ(MPEG、ウェーブレット)
- データ通信
ドキュメント
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
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