MAXQ8913
オールインワンサーボループ制御用、オペアンプ、ADC、およびDAC内蔵、16ビット、ミックスドシグナルマイクロコントローラ
2.89mm x 4.15mmの小型WLPパッケージ、光学画像安定化用、低電力、シングルチップソリューション
製品の詳細
- 高性能、低電力、16ビットMAXQ® RISCコア
- ワンサイクル、48ビットアキュムレータ内蔵16 x 16ハードウェア乗算/積算
- 2つの電流シンクによってホール効果素子を駆動
- 4つのDAC
- DC~10MHz動作、MHz当り1MIPSに迫る
- ロジック/アナログ動作電圧:2.7V~3.6V
- 33の命令、大部分がシングルサイクル
- 3つの個別データポインタによって自動増分/減分によるデータ移動を高速化
- 16レベルハードウェアスタック
- 16ビット命令ワード、16ビットデータバス
- 16 x 16ビット汎用ワーキングレジスタ
- Cコンパイラ用に最適化
- メモリ機能
- 64KBフラッシュメモリ
- 4KBデータRAM内蔵
- 4KBユーティリティROM
- プログラミングおよびデバッグ用JTAGブートローダ
- ペリフェラル
- 4つのオペアンプ
- リファレンスおよびオートスキャン機能内蔵12ビットSAR ADC
- サンプルレート:312ksps (max)
- 7つの入力Mux (4つはオペアンプ出力に内部接続、1つは温度センサーに内部接続、2つは汎用外部端子に接続)
- ブラウンアウトリセット生成
- 16ビット設定可能なタイマー/カウンタ
- USART、I²C、およびSPIマスター/スレーブ
- パワーオンリセット/ブラウンアウトリセット内蔵
- 設定可能なウォッチドッグ
- 低消費電力
- 10MHzフラッシュ動作(3.3Vの場合):3mA (max)
- ストップモードの場合:4.5µA (max)
- 低電力パワーマネージメントモード(PMM)
MAXQ8913は、2軸光学画像安定化(OIS)アプリケーション用の完全なソリューションとして設計されたシングルチップサーボコントローラです。このデバイスは、センサー信号、アナログ-ディジタル変換、16ビットRISCマイクロコントローラを使用するディジタルサーボアルゴリズム実装、ディジタル-アナログ変換、およびデュアルサーボアンプを含むすべての必要な要素を内蔵しています。
このデバイスは、OISアプリケーションを対象としていますが、他の多くの種類のサーボ制御でも効果的に使用することができます。MAXQ8913は、ボイスコイルおよびステッピングモーターの両方のアプリケーションをサポートしています。
MAXQ8913は、4つのオペアンプ、7チャネル12ビットADC、デュアル10ビット差動DAC、およびデュアル8ビットシングルエンドDACを内蔵しています。また、この製品は64KBのフラッシュメモリ、4KBのRAM、4KBのROM、16ビットタイマー/カウンタ、ユニバーサル非同期/同期レシーバトランスミッタ(USART)、I²Cポート、およびSPI™マスター/スレーブポートも内蔵しています。
最高の低電力性能を実現するために、このOISデバイスは、低電力スリープモード、ペリフェラルの選択的ディセーブル機能、および複数の省電力動作モードを備えています。
注:設計者はこの製品の全機能を十分に利用するために以下の資料を備える必要があります。データシートには、端子説明、機能の概要、および電気的仕様が記載されています。正誤表には公表された仕様とは異なる内容が記載されています。ユーザガイドは製品の特長および動作についての詳しい情報を提供しています。
- MAXQ8913 ICのデータシート
- MAXQ8913の改訂に伴う正誤表(入手性についてはここをクリック)
- MAXQファミリのユーザガイド(英語版) (日本語版)
- MAXQファミリのユーザガイド:MAXQ8913用補足資料(English only)
アプリケーション
- デジタルカメラおよび携帯電話の手ぶれ補正
- サーボループ制御
- スピーカドライブ付きトーン生成
ドキュメント
データシート 1
信頼性データ 1
ユーザ・ガイド 3
アプリケーション・ノート 2
技術記事 4
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
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