モータ ＆ モーション・コントロール

ADI Trinamicのカスタム・モジュールでは、ユーザの成功は当社の成功でもあります。製品で使用するモータの数が1個～30個であれば、業界最先端のモータ・コントロールが利用できます。カスタム・モータ・ソリューションおよびモーション・コントロール・ソリューションを活用し、貴重なリソースを節約して、最高の製品開発を実現できます。構想を現実のものにするために必要な、オーダーメイドのボードレベル・ソリューションを手に入れることができます。電流、コネクタ、プロトコル、特定のIP、ファームウェア、フォーム・ファクタなど、あらゆるものが可能です。

モータ・エンコーダで駆動をモニタリングすることで、アプリケーションの効率が向上するだけでなく、それらの状態も知ることができます。モータをアプリケーションに必要なトルクとRPMで正確に駆動することができるブラシレスDCモータやステッパ・モータ用のインクリメンタル光学エンコーダは、アプリケーションで用いるドライバを小型化し、新たな使い方を可能にします。

ADI Trinamicのモータ・ドライバおよびモーション・コントローラを統合した回路が、デジタル情報を物理運動に変換します。ADI Trinamicでは、長年にわたる経験を基に、モータおよびモーション・コントロールの最先端技術をハードウェアの構成要素に取り込んでいます。ゲート・ドライバICからステッパ・モータ、BLDCモータ、DCモータ向け単一パッケージ内のフル機能マイクロシステムに至る広範なICは、世界で最も優れたモーション・コントロールを極めて簡単に実現します。

ADI Trinamicsの高精度モータは、当社の立上がりエッジ・モータ制御技術と連携できるよう最適化されています。BLDCおよびステッパ・モータは、業界最先端の機能セットを用いてアプリケーションで最高性能を発揮できるよう取り揃えられています。また、クローズドループ回路用に高分解能モータ・エンコーダを背面に装着した高精度モータも用意しています。

ADI Trinamicのモーション・コントロール・モジュールは、ADI TrinamicのICをベースとしたフル機能のボードレベル・ソリューションです。実証済みの設計により、ラボ・オートメーション、製造業、工業用オートメーション、医療、ロボティクスなどのアプリケーションに対する性能標準が設定されています。スタンドアロン動作にはTMCLを用い、システム設計に手早く取り込むためにはCANopenを用いることで、モーション・コントロール・モジュールのプログラミングが容易なものになっています。