第5章
スミスチャート(イミッタンス・チャート)の基礎と実際の設計手順

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第23回 スミスチャートの基本

スミスチャートの基本的な考え方について説明します。結局、スミスチャートは反射係数面上に、インピーダンスの直交座標を書き込んだだけのものです。なお以降の回で示す、実際のマッチング回路の設計を行うには、もう一歩発展させた「イミッタンス・チャート」を使用する必要があります。それは次回で説明します。





第24回 インピーダンスとアドミッタンスを行き来する「イミッタンス・チャート」

スミスチャートを一歩発展させた「イミッタンス・チャート」について説明します。イミッタンス・チャートはインピーダンス軸であるスミスチャートと、アドミッタンス軸であるアドミッタンス・チャートを合成させたものです。これにより直列・並列のインピーダンス変換をしながらチャート上でマッチング設計を行うことができます。







第25回 イミッタンス・チャートを利用したマッチング設計の実践

イミッタンス・チャートを用いて実際にマッチング回路設計をする手順を説明します。これまでLTspiceで示した結果と同じになることが分かります。なお3:30から数分、ノイズが増えておりますが、ご容赦いただければ幸いです。





第26回 負荷がインピーダンスのときのマッチング設計ならびにイミッタンス・チャート上で見る共役マッチング

前半
イミッタンス・チャートを用いた集中定数のマッチングに関する詳細の前半部分です。負荷がインピーダンスとなっている場合において、イミッタンス・チャートを用いて実際にマッチング回路設計をする手順を説明します。

 

後半
イミッタンス・チャートを用いた集中定数のマッチングに関する詳細の後半部分です。マッチングが実現された状態で負荷側と信号源側をそれぞれ見たとき、「共役マッチング(Conjugate Matching)」になっていることを、イミッタンス・チャートを用いて説明します。







第27回 イミッタンス・チャート上で伝送線路を用いてマッチング設計する

前半
イミッタンス・チャートを活用し伝送線路を用いたマッチング設計を考える前半部分です。第21回で示した回路を用いて、実際にマッチング設計をする方法を説明します。



後半
イミッタンス・チャートを活用し伝送線路を用いたマッチング設計を考える後半部分です。第21回で示した、Lを並列接続する回路でのマッチング設計を説明します。またショート・スタブ、オープン・スタブで、イミッタンス・チャートを用いてそのインダクタンスを算出する方法も説明します。