MAX3510
アップストリームCATVアンプ
製品の詳細
- パワーアップ/ダウン時の低過渡:7mV (typ) (59dBmV出力時)
- 単一電源:+5V
- 出力レベル範囲:<8dBmV~64dBmV
- 1dBステップのプログラマブル利得
- 低送信出力ノイズフロア:-47dBmV (160kHz BW)
- 低送信ディセーブル出力ノイズ:-70dBmV
- 2つのパワーダウンモード
MAX3510は、CATVアップストリームアプリケーション用のプログラマブルパワーアンプです。本デバイスは、2:1 (電圧比)トランスを通じて最大64dBmV (連続波)を出力します。また、3線式デジタルシリアルバスによる可変利得を特長とします。利得は1dBステップで制御できます。動作周波数範囲は、5MHz~65MHzとなっています。
MAX3510は、TDMA機器のバースト間でデバイスをハイアイソレーション状態にする送信ディセーブルモードを提供します。このモードでは出力段がオフになり、出力ノイズが最小になります。送信ディセーブルモードへの入出時の過渡は、最大利得時で7mV以下です。また、消費電流は25mAに低減します。
パワーダウンモードは2つあります。ソフトウェアシャットダウンモードでは指定した利得設定を維持しつつ、すべてのアナログ回路をパワーダウンできます。シャットダウンモードは全ての回路をディセーブルし、消費電流を10µA以下に抑えます。
MAX3510は20ピンQSOPパッケージで提供されており、温度範囲は拡張工業用(-40℃~+85℃)のものが用意されています。
アプリケーション
- ケーブルモデム
- ケーブルテレビセットトップボックス
- CATVステータスモニタ
- ケーブルを用いた通話システム
ドキュメント
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
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