LTspice:サードパーティ・モデル用の固有シンボルを使用する
2014年09月09日
サードバーティの.SUBCKTモデルと固有シンボルのピン/ポートのネットリストが同じ順番であれば、LTspice IVでそのサードパーティ・モデル用にシンボルを自動作成したり、サードパーティのサブサーキットをLTspice固有のシンボルに関連付けることができます。例えば、NチャンネルMOSFETトランジスタのシンボルを回路図に追加して、それをIRF_7401 .SUBCKTステートメントで定義する場合は、次のようにします。
- NチャンネルMOSFETトランジスタ・シンボルのインスタンスを回路図に追加します。
- MOSFET記号の上にカーソルを移動して、Ctrlキーを押しながら右クリックします。ダイアログ・ボックスが表示されます。
- プレフィックスを「MN」から「X」に変更します。これで、このシンボルが固有のNMOSトランジスタとしてではなく、サブサーキットとしてネットリスト化されます。
- .SUBCKT行の名前に合わせて、「NMOS」を「IRF_7401」に変更します。
- [OK]をクリックします。
- SPICEディレクティブとして回路図に.SUBCKT IRF_7401行を追加するか、これを含むライブラリ(.INCLUDE third_party.lib)を参照します。
この場合も、追加するサードパーティ・モデルのピンの順番が一般的方式に従っていることを前提としています。確信がない場合は、自動シンボル作成機能を使用してください。この機能では、ピンとポートのネットリストの順番に関する相違が考慮されます。自動シンボル作成についての詳細は、[Help] > [Schematic Capture] > [Creating New Symbols] > [Automatic Symbol Generation]を参照してください。
著者について
Gabino Alonsoは、アナログ・デバイセズのPower by LinearTMグループで戦略的マーケティング・ディレクターを務めています。アナログ・デバイセズに入社する前は、Linear Technology(現在はアナログ・デバイセズに統合)、Texas Instruments、カリフォルニア・ポリテクニック州立大学で、マーケティング、エンジニアリング、オペレーション、教育など、多岐にわたる業務に従事していま...
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