LT8310 & LT1431 オプト帰還付き81ワット絶縁型非同期式フォワード・コンバータ
2015年01月30日
LT8310は、ローサイドNチャネルMOSFETのゲート・ドライバを備えた固定周波数共振リセット型フォワード・コンバータ・コントローラです。LT8310の入力電圧範囲は広く6V~100Vです。そのスイッチング周波数は100kHz~500kHzでプログラムすることができ、効率、性能または外付け部品のサイズを最適化することができます。LT8310の保護メカニズムは通常のスイッチング・サイクルを終了させるか、またはシステムを強制的にシャットダウンして、アプリケーション回路を保護します。これらの保護には、プログラム可能な過電流保護、調整可能な入力の低電圧、過電圧ロックアウトおよび組み込みサーマル・シャットダウンが含まれます。
LT1431は調整可能なシャント電圧レギュレータで、オプトカプラを介して1次側への帰還を与えます。フォワード・コンバータの2次側で使用され、出力電圧のレギュレーションを行います。

回路図
LT8310+LT1431のフォワード・コンバータの設計は、回路が簡素で、部品数が少ないのが特長です。以下の回路例ではLT8310とLT1431が共振リセット・フォワード・トポロジーで使用されており、10.8V~26.4Vの入力から54V/1.5Aの出力を供給します。負荷が1.5Aのとき、ピーク効率は12Vinでは93%、24Vinでは91.2%です。

標準的効率曲線

強制空冷なしで12V入力、54V/1.5A出力のときのサーマルイメージ

強制空冷なしで24V入力、54V/1.5A出力のときのサーマルイメージ
著者について
Gabino Alonsoは、アナログ・デバイセズのPower by LinearTMグループで戦略的マーケティング・ディレクターを務めています。アナログ・デバイセズに入社する前は、Linear Technology(現在はアナログ・デバイセズに統合)、Texas Instruments、カリフォルニア・ポリテクニック州立大学で、マーケティング、エンジニアリング、オペレーション、教育など、多岐にわたる業務に従事していま...
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