PHYCORE®-BF537 短期開発キット
phyCORE-BF537は簡単に挿入できる小型のシングル・ボード・コンピュータ(SBC)サブアセンブリであり、アナログ・デバイセズのADSP-BF537 Blackfin®プロセッサを搭載しています。標準モジュールは、500MHzの内部クロックで動作し、最大128MBの外部SDRAMと最大4MBの外部フラッシュを提供します。
主要インターフェースとして、CANバスおよびデュアルRS-232、SMSC LAN8700I 10/100BaseT Ethernet PHYおよびPLX NET2272 USBトランシーバを備えています。phyCORE-BF537は、0~+70℃の温度範囲で3.3Vの単電源により動作します。アナログ・デバイセズのVisualDSP++統合開発/デバッグ環境(IDDE)によってコードを簡単に生成でき、またユーザ・プログラムをphyCORE-BF537ターゲット・ハードウェア(phyCORE-BF537キャリア・ボードに搭載)にオンボード・ダウンロードすることができます。
特長
- アナログ・デバイセズのADSP-BF537 Blackfin
- 最大1000MMACで500MHzのコア周波数
- メモリ管理ユニット(MMU)
- メモリおよびDMAコントローラ
- CANコントローラ
- 10/100MビットのEthernet MAC
- 10/100MビットのEthernet PHY
- 高速USB 2.0デバイス・コントローラ
- ITU-R 656ビデオ・データ・フォーマット対応のPPI
- I2C / 2x I2S
- SPI
- 2×UARTS(RS-232またはIrDA)
- RTCおよびウォッチドッグ・タイマ
- 8チャンネル/12ビット(200ksps)ADC
- Altera FPGAデバイス(最大8256の論理素子)
- メモリ構成:
- 内部メモリ:132KB
- SDRAM:16~128MB
- NORフラッシュ:1~4MB
- I2C EEPROM:32KB
- J-TAGインターフェース
- 単電源3.3V、パワーマネジメント内蔵
- モジュール・コネクタ:0.635mmピッチ、2×200ピンMolex
- 寸法:59mm×84mm
- 拡張温度範囲(–20°∼+85°C)
アプリケーション例
- 工業用制御システム
- 計測機器
- 医用
プロセッサ
オペレーティング・システム
- uClinux, VisualDSP++ カーネル (VDK)
関連技術文書
- phyCORE-Blackfin/BF537クイックスタート・マニュアル (pdf:英語)
- phyCORE-Blackfin/BF537ハードウェアマニュアル (pdf:英語)
ツール
連絡先
Arrow Electronics
電話:(866) 910-3643 / (631) 851-2499