消費電力とダイ温度

消費電力とパッケージ/ヒートシンク特性からジャンクション温度をカリキュレータで計算します。

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使用方法

このカリキュレータは、[Parameters](パラメータ)フィールドに入力した値から、線形安定化出力に必要なダイの消費電力と温度を計算します。また、外部負荷に使われる電力も計算します。

これは、線形プッシュプル出力で外部抵抗負荷を駆動するモデルです。2 つの代表的な例としては、デジタル・バイポーラ出力やクラス A アンプがあります。抵抗の両端での電圧 VOUT-VGND が、出力として供給される電流 IL *を決定します。この場合、電流を直線的に供給するには、内部ドライバは IL * (V+-VOUT) または IL * (VOUT-V-) の電力を消費します。どちらのレールが電流を供給するかは、負荷電流が正か負かによって決まります。

合計オンチップ電力 PTOTAL は、負荷を駆動するために消費する電力と、静止電力 IQ * (V+-V-) の合計です。チップ温度の上昇値は、TA + thetaJA*PTOTAL に等しくなります。ThetaJA = ThetaJP(ジャンクションとパッケージ間)+ ThetaPA(パッケージと周囲間)です。

このカリキュレータを使うには、パラメータ・フィールドに該当する数値を入力して [Calculate] をクリックします。入力項目はタブ・キーで移動できます。