オペアンプ誤差バジェット・カリキュレータ
オンライン・ツールでオペアンプのレンジ、ゲイン、精度の問題を明らかにすることができます。プルダウン・リストからアンプを選択するか、手動でパラメータを入力してください。
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使用方法
このカリキュレータは 2 つの部分で構成されています。上には注釈付きの回路図、下には関連する誤差原因の表があります。オペアンプのパラメータは下の表の該当フィールドに自動的に入力され、アプリケーションのデフォルトのパラメータ値は、最上部のアプリケーション固有フィールドにあらかじめ入力されています。すべての入力データは手動で変更できますが、出力フィールド(ライトグレーの背景部分)を変更することはできません。
フィールドにデータを入力した後にタブ・キーを押すか [Update] をクリックすると、結果が計算されて回路図のノード電圧値が更新されます。入力した値が範囲外の場合は、アラートが表示されます。入力の組み合わせが、内部出力または外部出力の制限値を超える場合は、問題のあるノード値が赤のハイライト表示になり、「Out of Range!」というメッセージが表示されます。このメッセージが表示された時は、すべてのノード値が無効と考えてください。入力フィールドは空欄にしないでください。結果が「NaN」(Not a Number)と表示された場合、入力された値が不十分であるため計算不可能であることを意味しています。
「Gain」と「RF」は、「RG」の値に基づいて相互に自動的に計算されます。計算は理想的な条件で行われ、例えば RS、RX、RL などは反映されていません。
[Caliculation] 列にリストされている式は近似式であり、3 つのバッファの選択肢のうちのワーストケースを反映しています。特定のバッファ・タイプに合わせて式を変更するには、カッコ内を参照します。例えば、(1/2 : noninv) は、非反転バッファでこの値を計算するには 1/2 の係数を追加する必要があることを意味します。
表示される仕様は、選択した部品のワーストケースを示しており、そうでない場合は代表値が使われています。使用できる仕様値がない場合、そのフィールドには「N/S」と表示され、計算には理想の仕様値(通常はゼロ)が使われます。同じ部品で、表示される値が同時にすべてワーストケースの仕様値になることはまずありません。設計者は該当するデータシートを参照して、そのアプリケーションに最も適した数値に置き換える必要があります。すべての計算は近似計算です。誤差は絶対 PPM 単位で合計され表示されますが、場合によっては実際の誤差が負になることもあります。
トラブルシューティング
このツールにおいては、現在のところありません。