計装アンプ誤差バジェット・カリキュレータ
計装アンプの誤差成分をツールを使って計算します。
使用方法
このツールの最上部にある [Application Parameters] のセクションにアプリケーションのデータを入力してください。
タブ・キーを押すか、新しいフィールドをクリックすることで移動ができ、ページ全体が再計算されます。入力フィールドを空欄にすると、結果フィールドに「NaN」(Not a Number)が表示されます。これは、入力された値が不十分であるため計算不可能であることを意味します。
デバイスの仕様を [Specification] 列にあらかじめ入力しておくと、各仕様に基づいた精度や分解能の誤差成分が右側のグレーの背景部分に表示されます。背景がグレーで表示された部分は出力専用であり、変更することはできません。このツールの最下部には、各要素に起因する誤差成分の合計が表示されます。
表示される仕様は、選択した部品のワーストケースの値を表示しており、そうでない場合は代表値が使われています。使用できる仕様値がない場合、代わりにベストケースの値(通常はゼロ)が使われます。同じ部品で、表示される値が同時にすべてワーストケースの仕様値になることはまずありません。設計者は該当するデータシートを参照して、そのアプリケーションに最も適した数値に置き換える必要があります。すべての計算は近似計算です。誤差が絶対 PPM 単位で合計され表示されますが、場合によっては実際の誤差が負になることもあります。