Logic Gate: ロジック・ゲート
ロジック・ゲートとは
意味
ロジック・ゲートは、NOT、AND、OR、NAND、NOR、XORなどの基本的なブール論理関数を入出力するデバイスである。ロジック・ゲートは、二進数の入力から1(真)または0(偽)の二進数を出力する。
ロジック・ゲートのタイプ
- NOT – このゲートは入力が1つだけで、入力の論理値を反転し出力する。入力のNOT(反転)値である。論理値1を入力した場合の出力は論理値0で、論理値0を入力した場合の出力は論理値1となる。
Input | Output |
0 | 1 |
1 | 0 |
NOTゲートの真理値表 |
以下にその他の一般的なロジック・ゲートと、それらが2入力のデジタル回路で果たす役割を示す。
- AND – 入力Aと入力Bの両方(AND)が真の場合に出力が真になる。つまり、両方の入力が論理値1の場合のみ論理値1を出力する。その他のすべての入力条件では論理値0の出力を出力する。
A B AND 0 0 0 0 1 0 1 0 0 1 1 1 ANDゲートの真理値表 - OR – 入力Aまたは入力Bのどちらか(OR)が真の場合に出力が真になる。つまり、どちらかの入力が論理値1の場合は論理値1を出力し、両方の入力が論理値0の場合のみ論理値0を出力する。
A B OR 0 0 0 0 1 1 1 0 1 1 1 1 ORゲートの真理値表 - NAND – 「NOT AND」の略。AND関数の評価後にNOT関数を評価して、ANDゲートの論理反転値を出力する。つまり、両方の入力が論理値1の場合のみ論理値0を出力する。その他すべての入力条件では論理値1の出力を出力する。
A B NAND 0 0 1 0 1 1 1 0 1 1 1 0 NANDゲートの真理値表 - NOR – 「NOT OR」の略。OR関数の評価後にNOT関数を評価して、ORゲートの論理反転値を出力する。つまり、どちらかの入力が論理値1の場合は論理値0を出力し、両方の入力が論理値0の場合のみ論理値1を出力する。
A B NOR 0 0 1 0 1 0 1 0 0 1 1 0 NORゲートの真理値表 - XOR – 「排他的OR(Exclusive-OR)」の略。入力Aだけ(EXCLUSIVELY)が真、または(OR)入力Bだけ(EXCLUSIVELY)が真のどちらかの場合に、出力が真になる。つまり、2つの入力論理値が異なる場合に論理値1を出力し、同じ場合は論理値0を出力する。
A B XOR 0 0 0 0 1 1 1 0 1 1 1 0 XORゲートの真理値表
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