製品概要
機能と利点
- 高精度測定用の検出ポイント
- イネーブル、DVS、BIASイネーブルのテストポイントおよびジャンパ
- 出力電圧リモート検出をイネーブルするオプション
- ボード上の電子負荷によって最大10Aの静的または過渡負荷を評価
- I2Cインタフェースなしで設定済みの設定で評価可能
製品概要
MAX8973Aの評価キット(EVキット)は、MAX8973Aを実証する完全実装および試験済みプリント基板(PCB)です。このEVキットによって、MAX8973Aの各機能を容易に評価することができます。
MAX8973Aは、高効率、3相、DC-DCステップダウンスイッチングレギュレータで、優れた過渡応答を備え、小型実装面積で最大9Aの出力電流を供給します。各相は2MHzの固定周波数で動作するため、小型磁気部品の使用が可能です。マキシム・インテグレーテッド独自のRotational Phase Spreading (回転位相拡散)アルゴリズムは、低出力電流での効率を最適化します。ソフトウェア選択によって、強制PWMモードによる固定周波数動作か、軽負荷時の効率を向上するスキップモードによる可変周波数動作が使用可能です。トリプルインダクタアーキテクチャは、外付け部品のサイズを削減すると同時に、リップル電流のキャンセル機能の利点も提供します。最大3.4MHzのクロックレートをサポートするI2C 3.0対応のシリアルインタフェースが、出力電圧、出力スルーレート、およびオン/オフ制御など、主要なレギュレータパラメータを制御します。EN入力で、出力をイネーブル/ディセーブルし、DVS端子でシリアルインタフェースに依存することなく2つの異なる出力電圧を選択します。MAX8973Aの完全差動リモート検出が、POL (ポイントオブロード)の高精度DCレギュレーションを確実にします。
Windows®ベースのソフトウェアは、MAX8973Aの機能を実行するための使いやすいインタフェースを提供します。このソフトウェアは、グラフィカルユーザーインタフェース(GUI)およびレジスタベースのインタフェースを提供します。
アプリケーション
- スマートフォン
- タブレット
- ウルトラブック
対象となる製品
関連資料
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MAX8973AEVKIT: Evaluation Kit for the MAX8973A Data Sheet (Rev. 0)2020/04/30PDF1M