製品概要

機能と利点

  • 実証済みPCBリファレンスデザインおよびレイアウト
  • 完全実装および試験済み
  • 全位相設定の簡便な評価
    • 0Ω抵抗によって多相設定を迅速に作成
    • ENSEQ、GPIO、nRSTIO、およびPHCFGのジャンパおよびテストポイント
    • GUIによってI2Cインタフェースを駆動しオプションのソフトウェア制御を実現
  • 0Ω抵抗で分離可能な入力によってプロトタイプ作成に対応
  • USB-I2CコンバータによってWindows PCとの容易な通信が可能
    • WindowsソフトウェアGUIによってレジスタを制御
    • レベルトランスレータ(MAX3395)によってI2Cバス電圧を1.8V~3.3Vに調整可能
  • ボード上の過渡負荷によってシステム負荷をエミュレート
    • 完全な12A負荷範囲に対応(4Φ設定)
    • 外付けのファンクションジェネレータを使用する制御

製品概要

MAX77511/MAX77711の評価キット(EVキット)は、パワーマネージメント集積回路(IC)のMAX77511またはMAX77711を実証する完全実装および試験済みプリント基板(PCB)です。

このEVキットはMAX77511またはMAX77711を使用するステップダウン電圧レギュレータ回路で、各機能の容易な評価が可能です。回路は2.3V~10Vの入力、3A/相の連続負荷、および0.25V~5.2Vの範囲で調整可能な出力電圧に対応します。このEVキットはMAX77511またはMAX77711のいずれかを評価します。両方のICはMAX77711が300mA LDOを内蔵していること以外は同一です。

このEVキットは、各コンバータ位相(Φ)設定の評価に対応します。

  • 4Φ (12A単一出力)
  • 3Φ + 1Φ (9A出力 + 3A出力)
  • 2Φ + 2Φ (6A出力 + 6A出力)
  • 2Φ + 1Φ + 1Φ (6A出力 + 3A出力 + 3A出力)
  • 1Φ + 1Φ + 1Φ + 1Φ (4つの3A出力)

3つのボード上の過渡負荷によって、ユーザーはバックレギュレータまたはLDOの完全な機能を実行することが可能です。Windowsベースのソフトウェアは、使いやすいグラフィカルユーザーインタフェース(GUI)およびICの全機能を実行するための詳細なレジスタベースのインタフェースを提供します。

アプリケーション

  • 2セルLi+/リチウムイオン機器
  • DSLR、ミラーレス、HDビデオ、およびアクションカメラ
  • エンベデッドマイクロプロセッサ、FPGA、またはASIC
  • ノートブックコンピュータおよびロボット

対象となる製品

ツールおよびシミュレーション

ソフトウェア開発