製品概要

機能と利点

  • パワーオン時に不揮発性メモリからワイパ位置を回復
  • 単一電源動作:2.7V~5.25V
  • 設定可能なデバイスアドレス
  • I²C対応信号用のUSBインタフェース回路を搭載
  • USB-PC接続および駆動(ケーブル同梱)
  • ユーザ提供I²C対応信号用のPCBパッド
  • ポテンショメータ信号(L、W、H)用のPCBパッド
  • 実証済みのUSB対応PCBレイアウト
  • 3mm x 3mmの8ピンTDFNパッケージのMAX5432LETA、MAX5432META、MAX5433LETA、およびMAX5433METAを評価
  • Windows 2000/XP/Vista (32ビット)対応のソフトウェア
  • 完全実装および試験済み

製品概要

MAX5432の評価キット(EVキット)は、MAX5432 ICを評価する実装および試験済みプリント基板(PCB)です。MAX5432は、I²Cで通信する、32タップ、50kΩ、不揮発性、リニアディジタルポテンショメータです。MAX5432は、パワーアップ時の初期化用のポテンショメータのワイパ位置の保存用として、不揮発性EEPROMを内蔵しています。このEEPROMは、I²C対応シリアルインタフェースを使ってプログラムされ、最大400kbpsのデータレートで通信します。I²C信号は、コンピュータまたはユーザ提供のI²Cバス、およびPCBインタフェースパッドを使って、オンボードのUSBインタフェース回路から送信することができます。

また、このEVキットは、Windows 2000/XP/Vista®対応ソフトウェアも同梱しており、MAX5432の各機能を実行するための高度なユーザインタフェースを提供します。プログラムは、メニュー方式で、ボタン、トラックバー、およびプルダウンメニューによるグラフィカルユーザインタフェース(GUI)を完備しています。

このEVキットは、搭載のUSBインタフェース回路から生成された3.3Vの電源か、または2.7V~5.25Vの外部DC電源で動作します。MAX5432 ICは、MAX5432LETAとMAX5432METAの2バージョンで提供されます。各バージョンは2つの選択可能なI²Cアドレスを備えています。MAX5432のEVキットには、MAX5432LETA ICが実装されて出荷されます。

また、このEVキットは、IC置換(U1)後にMAX5433 (100kΩ)を評価することもできます。MAX5433も、2つのバージョンで提供され、各バージョンは固有のI²Cアドレスを備えています。

アプリケーション

  • 液晶ディスプレイ(LCD)画面調整
  • 低ドリフトプログラム可能な利得アンプ
  • メカニカルポテンショメータ置換品
  • 音量調整