製品概要

機能と利点

  • 入力電圧範囲:+10V~+14V
  • 出力電圧:3.3V
  • 出力電流:20A
  • スイッチング周波数:270kHz
  • 最大効率:93%
  • 最大1.5MHzの同期
  • 逆電流シンクを制限
  • 出力電流に比例した電圧信号
  • リップルフェーズ動作用のクロック出力
  • 過電圧保護
  • イネーブル(ON/アクティブローOFF)入力
  • パワーグッド出力
  • サイズ:1.65インチ x 1.05インチ
  • 0°C~+70°Cの温度範囲では400LFMのエアフローと大型のヒートシンクが必要

製品概要

MAX5060評価用キット(EVキット)は、+12V入力ソースから+3.3Vの調整可能な出力電圧を提供します。スイッチング周波数270kHzで最大20Aの出力電流を供給し、最大93%の効率を実現します。

MAX5060単相PWMコントローラは、最小限の外付け部品を使用したコンパクトなパッケージで高出力電流を供給することができます。MAX5060は平均電流モード制御を採用しています。正確な電流制限と電流分担が可能となり、MOSFETとインダクタの過度に大きなサイズ設計を避けることができます。

差動検出により出力電圧を正確に制御すると共に、適応型電圧ポジショニングにより最適な過渡応答が得られます。内部レギュレータにより、+4.75V~+5.5Vまたは+7V~+28Vの入力電圧範囲で動作が可能になります。最大1.5MHzの高いスイッチング周波数により、使用するインダクタ値と入力コンデンサ値が小さくて済みます。PCBに埋め込まれた平面磁性部品の使用が可能になり、優れた信頼性、電流分担、温度管理、コンパクトなサイズ、低いシステム・コストが実現します。

また、MAX5060は、外部クロックに同期するためのクロック入力(CLKIN)と、180°の位相遅延を持つクロック出力(CLKOUT)を備えています。位相がずれた2つ目のコンバータを制御することで、入力コンデンサのリップル電流を低減することができます。MAX5060には、バス電圧がレギュレーション出力電圧よりも高くなった場合に逆電流を制限する働きもあります。このデバイスは、複数の電源モジュールを並列接続する場合の電流シンクを制限するように特別に設計されています。MAX5060の出力電圧は、+0.6V~+5.5V(VIN > 7V)の範囲で調整できます。

アプリケーション

  • ハイエンド・デスクトップ・コンピュータ
  • ネットワーク・システム
  • テレコム用ポイントオブロードDC/DCレギュレータ
  • RAIDシステム
  • サーバとワークステーション

対象となる製品