製品概要
機能と利点
- MAX25512Bの堅牢性を実証
- 3V~36Vの広い入力動作範囲(最大40Vの負荷ダンプ)
- 自動車やディスプレイ・バックライトに使用される中型から大型のLCDディスプレイ用のHB LED(最大4ストリング)に電力を供給
- 抵抗により400kHz~2.2MHzの範囲でプログラム可能なスイッチング周波数を採用し、スペクトラム拡散を使用することも可能
- 位相シフト調光オプション
- サイクルごとの電流制限とサーマル・シャットダウン機能を実証
- 広い調光比を実証
- ハイブリッド調光によるEMI、音響性能、調光比の向上を実証
- フェード・イン/フェード・アウトによる滑らかな輝度遷移を実証
- サーマル・フォールドバック機能を実証する設計
- I2Cプログラマビリティ
- 専用のGUI
- 実証済みのPCBと熱設計
- 完全実装済みおよび試験済み
製品概要
MAX25512B評価用キット(EVキット)は、MAX25512B(I2Cインターフェースを備えた、車載ディスプレイ用の統合4チャンネル高輝度LED(HB LED)ドライバ)の性能を実証します。
このEVキットは3V~36VのDC電源電圧で動作し、スイッチング周波数は2.2MHzまたは400kHzに設定できます。このEVキットは、I2Cモードでのみ動作するように構成できます。デフォルトではEMI改善のためにスペクトラム拡散モード(SSM)が有効になっていますが、レジスタ・ビットを操作することで無効にできます。このEVキットは、位相シフトされたパルス幅変調(PWM)調光を実証します。調光は、DIM PCBパッドに適用されたPWM信号を使用して外部から行えるほか、必要な調光周波数と個々のデューティ・サイクルをI2C経由でプログラミングすることで内部から行うこともできます。レジスタ・ビットでハイブリッド調光機能をイネーブルすることによりEMIを低減できます。このEVキットは、NTCセンター(同梱なし)またはアナログ調光を使用し、LED電流を温度に応じて制御するフォールドバック・オプションを備えています。I2Cでプログラムできる自動フェーディング機能もあります。
LEDの短絡、LEDの断線、LEDのグラウンドへの短絡、昇圧出力のグラウンドへの短絡/低電圧と過電圧、過熱による故障からの保護も、このEVキットで実証できます。
2.2MHzと400kHz以外のスイッチング周波数で動作させる場合は、このICのデータシートに記載された計算に従って外付け部品を選択する必要があります。
このEVキットには、MINIQUSB+アダプタ・ボードやサードパーティのI2Cコントローラと連携して動作することのできるI2Cインターフェースが備わっています。また、シンプルなグラフィカル・ユーザ・インターフェース(GUI)でICの機能を実行できるWindows®互換のソフトウェアも同梱されています。
対象となる製品
関連資料
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MAX25512BEVKIT User Guide: Evaluates the MAX25512B (Rev. 0)2024/08/08PDF1 M
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MAX25512BEVKIT Gerber Files2024/08/08ZIP944 K