製品概要
機能と利点
- 絶縁型フィールド側電源VDDFを自己生成
- 入力チャージポンプ(MAX22517およびMAX22518)およびオープンドレイン出力(MAX22518およびMAX22519)を備えた2つの片方向チャネル
- サージおよび短絡保護をボード上の部品で提供
- 24VAC短絡保護
- サージ耐圧:±1kV (ライン-グランド間)および±2kV (ライン間) (1.2/50µs波形)
- 端子ブロックおよびテストポイントによって外部機器への接続が容易
- ロジック側単一電源(VDDL):3V~5.5V
- 保証絶縁耐圧:最大3.5kVRMS (60秒)
- 温度範囲:-40℃~+125℃
- 実証済みPCBレイアウト
製品概要
MAX22518の評価キット(EVキット)は、自己給電、デュアルチャネル、3.5kVRMSデジタルアイソレータのMAX22517~MAX22519ファミリを評価するための実証済みデザインを提供します。このEVキットは、端子ブロックまたはテストポイントのいずれかを介して両方のチャネルに容易にアクセスすることができます。絶縁型フィールド側電源VDDFも、テストポイントを使ってアクセスすることができます。このEVキットには、最大±1kV (入力-フィールドグランド間、差動)、または最大±2kV (入力間、コモンモード)のデバイスのサージ性能(1.2/50µs)を実証するために必要な外付け部品が含まれています。
MAX22518のEVキットは、MAX22517~MAX22519ファミリの3つのバリエーションすべてに対応するように設計されています。ロジック側出力(OUT1LおよびOUT2L)のジャンパによって、U1がオープンドレイン出力かプッシュプル出力かに応じて、プルアップ抵抗を接続または切断することが可能です。評価ボードには沿面および空間距離5.5mmのワイドボディ8ピンSOICパッケージタイプが実装されています。EVキットの詳細については、フルデータシートの表1を参照してください。
MAX22518のEVキット(MAX22518EVKIT#)は完全実装および試験済みで、MAX22518AWA+が実装されています(図1)。このボードはMAX22517AWA+およびMAX22519AWA+にも対応しますが、ユーザーがU1を交換する必要があります。詳細については、フルデータシートの表1および「Evaluate MAX22517 and MAX22519 on MAX22518EVKIT# (MAX22518EVKIT#上でのMAX22517およびMAX22519を評価)」の項を参照してください。
このEVキットは、ロジック側の単一電源(VDDL、3V~5.5Vの範囲)から給電されます。フィールド側電源(VDDF)はデバイスによって生成され、公称電圧は3.3Vです。ロジック側グランド(GNDL)とフィールド側グランド(GNDF)は絶縁されており、継続動作電圧差は最大445VRMSが可能です。2つの側の間を絶縁せずにデバイスの電気的パラメータを評価する場合は、GNDLとGNDFの間で共通のグランドを共有することができます。
注:EVキットの注文時、目的のデバイスがMAX22518AWA+ではない場合は、PCBにはんだ付け可能な目的のMAX22517~MAX22519 ICのサンプルをご要望ください。
アプリケーション
- ビルオートメーション
- 産業用IoT
- 産業用ネットワークシステム
- 医療用機器
関連資料
-
MAX22518EVKIT ODB Files - Design Files2022/10/10ZIP1M