製品概要
機能と利点
- デュアル出力高速応答インタリーブ固定周波数
- AMDモバイルSVI対応シリアルインタフェース
- 起動時に分割または結合出力を検出
- リファレンスバッファ出力
- ダイナミックフェーズ選択によってアクティブ/スリープ効率を最適化
- 過渡フェーズの反復によって出力容量を低減
- 可変利得を備えたアクティブ電圧ポジショニング
- 高速、高精度、および高効率
- 少ないバルク出力コンデンサ数
- 入力電圧範囲:7V~24V
- 出力電圧範囲:0~1.550V (7ビット内蔵DAC)
- 負荷電流性能:36A (フェーズ当り18A)
- 高精度の電流バランスおよび電流制限
- スイッチング周波数:300kHz (フェーズ当り)
- パワーグッド(PWRGD)および過熱フォルト(アクティブローVRHOT)出力インジケータ
- システムパワーOK (PGD_IN)入力
- 出力の過電圧および低電圧フォルト保護
- 40ピンTQFNパッケージ(5mm x 5mm)
- 完全実装および試験済み
製品概要
MAX17009の評価キット(EVキット)は、AMD®モバイルシリアルVIDインタフェース(SVI) CPUコア電源用の高電力ダイナミック調整可能なデュアルフェーズノートブックCPUアプリケーション回路を検証します。このDC-DCコンバータは、高電圧バッテリおよび/またはACアダプタをステップダウンし、高精度のCPUコア用低電圧を生成します。MAX17009のEVキットは、AMDのモバイルSVI CPUの過渡電圧規格、パワーグッドシグナリング、電圧レギュレータの温度監視(アクティブローVRHOT)、およびパワーグッド出力(PWRGD)に適合しています。MAX17009のEVキットは、個別モード動作用に設定されたデュアルフェーズインタリーブ固定周波数ステップダウンコントローラのMAX17009と1つのリファレンスバッファで構成されています。スイッチングレギュレータ(SMPS)が2つの独立したCPUコアに給電し、リファレンスバッファ出力(NBV_BUF)がノースブリッジ(NB)レギュレータの電圧レギュレーションレベルを設定して、全CPUコアとNB電力要件を満たしています。
出力電圧は、2線式シリアルインタフェースを通じてダイナミックに変化するため、SMPSおよびNBV_BUFをさまざまな電圧に個別にプログラムすることができます。設定可能なスルーレートコントローラが、スイッチングレギュレータのVIDコード間の上方遷移の制御を可能にします。一方、リファレンスバッファのスルーレートは、外付けコンデンサによって設定されます。
ソフトスタートが突入電流を制限し、ソフトウェアシャットダウンが負のリンギングなしで出力電圧をゼロに戻します。MAX17009のEVキットは、可変利得を備えたアクティブ電圧ポジショニングを内蔵し、消費電力やバルク出力容量要件を低減します。MAX17009は、ラッチ出力低電圧フォルト保護、過電圧フォルト保護、および熱過負荷保護を備えています。この製品は、電圧レギュレータパワーグッド(PWRGD)出力も備えています。
この完全実装および試験済みプリント基板(PCB)は、7V~24Vのバッテリ入力範囲で、0~1.550Vのディジタル可変出力電圧範囲(7ビット内蔵DAC)を提供します。各フェーズは、最大18Aの出力電流、合計で36Aを供給します。このEVキットは、300kHzのスイッチング周波数(フェーズ当り)で動作し、優れたラインおよび負荷過渡応答を備えています。また、このEVキットは、Windows® 2000/XP対応のソフトウェアも備え、MAX17009の各機能を実行するためのシンプルなグラフィカルユーザインタフェース(GUI)を提供します。
アプリケーション
- モバイルAMD SVIコア電源
- マルチ位相CPUコア電源
- ノートブック/デスクトップコンピュータ
- 電圧ポジション、ステップダウンコンバータ
対象となる製品
関連資料
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MAX17009EVKIT: Evaluation Kit for the MAX17009 Data Sheet (Rev. 0)2010/05/25PDF604K