製品概要

機能と利点

  • 16V時、4Ωに2 × 31.76W、THD + N = 10%

製品概要

EVAL-SSM3582Zは、SSM3582またはSSM3582Aの評価用ボードであり、ステレオ、31.76W、高効率、デジタル入力のクラスDオーディオ・アンプを内蔵しています。この評価用ボードはSSM3582とSSM3582Aのどちらのデバイスにも使用できます。

アプリケーション回路には外付け部品がほとんど必要ないため、4.5V~16Vの単電源で動作します。EVALSSM3582Zは、12V電源から4Ω負荷に14.67Wの連続出力電力を1%未満のTHD + Nで供給できます。または、16Vから4Ω負荷に31.76Wを10%のTHD +Nで供給できます。

SSM3582およびSSM3582Aは、外付け再構成フィルタ(LC)出力フィルタが不要な高効率の低ノイズ変調方式を採用しています。この方式は、低出力電力時も高い効率を発揮します。

EVAL-SSM3582Zと、SSM3582またはSSM3582Aは、12V電源で8Ωの負荷に10Wを供給する場合は93.8%の効率、4Ωの負荷に18Wを供給する場合は90.6%の効率で動作します。EVALSSM3582Z、SSM3582およびSSM3582Aには、38.5µV rms(A加重)の典型的ノイズ・フロアがあります。

このユーザー・ガイドには、EVALSSM3582Zの設定方法および使用方法が記載されています。アンプの仕様、内部ブロック図、レジスタ・マップ、アプリケーション・ガイダンスについては、SSM3582およびSSM3582Aのデータシートと併せて、このユーザー・ガイドを参照してください。