EVAL-RapID-TSNEK

製品概要

TTSN 評価用キットは、TSN の機能と能力をすばやく評価して TSN の仕組みをより詳しく理解するための、TSN ゲートウェイ機能を提供するように構成されています。この機能により、fido5000 リアルタイム・イーサネット・マルチプロトコル（REM）スイッチ・チップを利用して、対象製品のアプリケーションで TSN ソリューションを実現することができます。TSN キット・アーキテクチャと、「分割された」通信アーキテクチャおよび「統合化された」通信アーキテクチャがどのように関連しているかを下図に示します。

TSN ゲートウェイ機能を使用すると、TSN 固有の機能をネイティブで実装していない TSN 以外のデバイスを TSN ネットワークに加えることができます。TSN ゲートウェイは、以下の IEEE 仕様の機能を内蔵しています。

• 802.1AS、AS-REV – 時刻同期
• 802.1Qbv – スケジュールされたトラフィック
• 802.1Qci – 入力のポリシング
• 802.1CB – シームレスな冗長性
• 802.1Qcc – ストリーム予約プロトコル
• 802.1Qbu / 802.3br – プリエンプション

TSN ゲートウェイには、802.1AS、802.1Qbv、802.1Qcc、およびストリーム変換をサポートするソフトウェアが事前にインストールされています。TSN 機能の追加や相互運用性に関する問題の修正があれば、ソフトウェアの更新プログラムが提供されます。802.1Qcc は、現在ウェブサーバーを使用して実装されていますが、最終的にはセントラル・ネットワーク・コントローラ（CNC）でゲートウェイを設定できるように実装されます。