製品概要
製品概要
評価用ボードEVAL-LTM4702-AZは、LTM4702 μModule®レギュレータを搭載した降圧DC/DCスイッチング・コンバータです。この評価用ボードは、4V~16Vの入力から8Aの最大出力電流を供給するように設計されています。LTM4702は、ホット・ループ・バイパス・コンデンサを内蔵したSilent Switcher®(サイレント・スイッチャ)アーキテクチャを採用しており、低EMIと高効率を実現します。LTM4702には、電流モード・レギュレータIC、パワー・インダクタ、適量の入力および出力コンデンサが内蔵されています。単一の抵抗(R3)で出力電圧を設定することにより、出力範囲全体でユニティ・ゲイン動作が可能であるため、出力電圧に関係なく出力ノイズがほぼ一定になります。
EVAL-LTM4702-AZ評価用ボードのデフォルトのスイッチング周波数は800kHzです。スイッチング周波数を設定するため、RTピンとGNDの間に外付け抵抗(R7)が配置されています。
SYNCピンを使用して、次の3種類の動作モードを設定します(JP1ジャンパ)。PULSEを選択すると、軽負荷時に効率が向上するパルススキッピング・モードになります。FCMを選択すると、低電流での効率よりも固定周波数動作が重要な場合や、出力リップルを最小限に抑えることが望ましい場合に強制連続動作モードになります。SYNCを選択すると、外部クロック信号に同期されます。
RUN端子を使用すると、LTM4702をシャットダウン・モードに設定できます。パワー・グッド出力(PG)は、出力電圧が±7.5%のレギュレーション・ウィンドウから外れている場合にローになります。パワー・グッド機能を使用するときは、PGSET抵抗(R1)値をレギュレータの出力電圧に従って設定します。
LTM4702のデータシートには、動作および用途の詳細が記載されています。この評価用ボードと併せて、データシートを必ず参照してください。
対象となる製品
関連資料
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EVAL-LTM4702-AZ - Schematic2023/04/27PDF25K
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EVAL-LTM4702-AZ - Demo Manual (Rev. 0)2023/04/27PDF1 M
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EVAL-LTM4702-AZ - Design Files2023/04/27ZIP6 M