EVAL-LTC9101-3

製品概要

EVAL-LTC9101-3は、自律パワー・マネージメント機能とポートLED用のシリアルLEDドライバを備えた16チャンネル、IEEE 802.3at準拠の給電デバイス（PSE）です。EVAL-LTC9101-3には、EVAL-LTC9101-3-AZドーター・カード、EVAL-LTC9101-3-MBAZマザーボードが含まれており、LTC9101-3およびLTC9103 PSEプラットフォーム・チップセットを備えています。

EVAL-LTC9101-3では、単一のLTC9101-3デジタル・コントローラが最大2つのLTC9103（8チャンネルのアナログ・コントローラ）と接続して、合計16個のパワー・チャンネルを提供します。最大16個のIEEE 802.3af/at/bt受電デバイス（PD）をEVAL-LTC9101-3に接続し、単一の電源を使用してこのシステムから電力を供給できます。

LTC9101-3とLTC9103は独自の絶縁型データ・インターフェースを使用しているため、LTC9101-3はホスト・コントローラと同じロジック電源を共有できます。このため、追加の3.3V絶縁電源は必要ありません。EVAL-LTC9101-3は、パワー・マネージメントやポートLEDのフラッシュ設定を含め、ホスト・コントローラなしで完全に自律的に動作します。フォルト・コードなど最大16ポートのPoEステータスが、ポート・ステータスLEDとフォルトLEDからすぐに確認できます。これは、シリアルLEDドライバを使用してLTC9101-3によって駆動されます。電源過負荷表示LEDは、システムの電力消費が電力バジェットに近づくと警告を出し、ポート電力を拒否するか無効にするかを示します。