製品概要

機能と利点

  • LTC4286のフル機能評価用キット・ボード
  • 54V、36A、1mFの設計を実装
  • 40V低電圧および60V過電圧設定
  • 各種パッケージに対応する、柔軟なNチャンネルMOSFETフットプリント
  • 最大12個の並列検出抵抗と6個の並列MOSFETをサポート
  • LED表示によるステータス出力
  • 広い入力電圧範囲:8.5V~80V
  • 絶対最大電圧:100V
  • MOSFET温度計測機能
  • I2C/PMBus通信

製品概要

EVAL-LTC4286-A1Zは、LTC4286のフル機能評価用ボードです。このボードのレイアウトを参考にすることで、すべてのペリフェラル・コンポーネントとホットスワップ電力経路を明確に理解できます。また、電力経路上の一部の主要コンポーネントについてはボードの放熱能力を最大限に高めるレイアウトになっているため、大電流ホットスワップ・セットアップを評価できます。

12個の検出抵抗のフットプリントと、6個(底面側に3個)のマルチパッケージ金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ(MOSFET)のフットプリントにより、優れた柔軟性を備え、広範なアプリケーション・セットアップに対応できます。

複数のテスト・ポイントから、すべての重要なポイントとピンに簡単にアクセスできます。7個の発光ダイオード(LED)により、電源入力、出力、SDA、SCL、ALERT、パワー・グッド、フォールトなど、ボードのステータスを直接かつ視覚的に示します。

このボードはPMBus通信に対応しているため、ユーザはLTC4286と通信できます。

このボードは、LTpowerPlay®評価用ソフトウェア(LTpowerPlayのページからダウンロード可能)に完全に対応しています。

この評価用ソフトウェアを使用するには、USB-to-I2Cコントローラ(DC1613A)が必要です。

この標準評価用キットには、1mFの出力コンデンサを使用できる54V、36Aのホットスワップ設計が事前に実装され、テストされています。

LTC4286の完全な仕様は、アナログ・デバイセズから入手できるLTC4286のデータシートに記載されています。EVAL-LTC4286-A1Z評価用ボードを使用する際は、このユーザ・ガイドと併せてLTC4286のデータシートを参照してください。

はじめに

その他の必要なハードウェア

  • LTpowerPlayで使用するためのUSB-to-PMBusコントローラDC1613A(別売品、別途注文が必要)

必要なソフトウェア

  • LTpowerPlay(Windowsベースの開発ソフトウェア)