製品概要

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評価用回路EVAL-LT8334-AZは、SEPIC構成のLT8334を採用しています。スイッチング周波数2MHzで動作し、3V~26Vの電源を12Vの出力に変換するように設計されています。コンバータは、入力電圧に応じて最大2.2Aの電流を出力できます(最大出力電流とVINの関係を示すグラフはユーザ・ガイドの図3を参照)。

この評価用回路は、スペクトラム拡散周波数変調(SSFM)機能、EMIフィルタ、最適なEMI性能を実現するオプションのEMIシールド用のスペースを備えています。EMI性能を高め、ソリューション・サイズを小型化するため、PCBレイアウトを最適化しています。SYNCピンの動作モードを自由に選択できるよう、この評価用ボードには選択用ジャンパJP1が設けられています。軽負荷時には、効率を高めるために、パルス・スキップ・モードまたは低リップルのバースト・モードを選択できます。

LT8334ブースト/SEPIC/反転型コンバータICは、2.8V~40Vの入力範囲で動作し、オートモーティブ、テレコム、および産業アプリケーションに適しています。このコンバータは、SSFMオプションを使って300kHz~2MHzの調整可能かつ位相同期可能な動作を実現します。LT8334には、ソフト・スタート、バイアス・ピン、入力の低電圧ロックアウトなど、その他のよく利用される機能が搭載されています。このICは、静止電流がバースト・モードで最小9μA、シャットダウン・モードで1μAと低く、バッテリ駆動のシステムに最適です。LT8334は、熱強化型の12ピン4mm × 3mm DFNパッケージにまとめられています。

データシートには、デバイス、動作、および用途の詳細が記載されています。このデータシートは必ず、EVAL-LT8334-AZ用デモ・マニュアルと併せて参照してください。

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